【写真】撮影での苦労を明かす阿部寛
阿部寛が2月20日、都内で開催された映画「ショウタイムセブン」大ヒット御礼舞台あいさつに、竜星涼、井川遥と共に登壇した。
■キャスター役に挑戦した理由「そろそろこのハードルに挑戦したいな」
映画「ショウタイムセブン」は、韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー映画「テロ,ライブ」(2013年)を原作に、現代日本ならではのオリジナル展開をふんだんに盛り込んだリアルタイム型サスペンス・エンターテインメント。生放送内で起こる爆弾犯と元人気キャスターの命懸けのやり取りを描く。
キャスターを演じた阿部は「この作品は去年の7月ごろにやらしていただきまして、それ以降、僕はだいぶ滑舌が良くなりましてね。この作品に感謝しているんですけども(笑)」とジョークを交えてあいさつ。
また、周りの反応について「実際のキャスターの知り合いの方から『見に行きます』と。キャスターで出ていらっしゃる方だから、僕のキャスターについて何か言われるんじゃないかと、ちょっとビビっているんですよ」と打ち明けて笑いを誘った。
■キャスター役ならではの苦労を告白
ほか、急展開のラストシーンについて「生放送という設定ですから、視聴者の人に対して『あまり動揺しちゃいけない』という意識のもとにやっていて、撮影もすごく難しかったんです。(劇中の生放送の)スタジオのカメラに対しては視聴者を意識しているんですけど、映画のカメラに映すのは自分の内面だったりするから、そこの両立が今回すごく難しくて…。そして、最後の瞬間にそれが両方になる。最後に自分のベールがはがれるという感じだったので、見てくださる方はいろんな捉え方をしてくださるんだろうなって思いながらやっていました」と苦労を語った。
そんな中、犯人役の錦戸亮について「錦戸さんはご自分の提案で、『(ほぼ電話でのやり取りのため)映らないけど、お付き合いしたい』って言って(撮影現場に)来てくださって。実際、共演者の中で一番毎日一緒にいたんだけど、犯人だから会わないようにしていたんです。朝『おはようございます』って言って、最後『お疲れさまでした』っていう日常をずっと繰り返していて、すごく不思議な関係でした」と裏話を披露して観客を驚かせた。
◆取材・文=原田健
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