お笑いコンビ「空気階段」の水川かたまりが映画初主演を飾り、「メランコリック」の田中征爾監督がメガホンをとる「死に損なった男」の本編映像が完成した。また映画公開を記念し、水川とバディ役を演じた正名僕蔵のコメント映像もお披露目された。
・
【動画】「死に損なった男」水川かたまり、正名僕蔵コメント映像
水川が演じたのは、物語の主人公である構成作家・関谷一平。お笑いの道に憧れ、夢を追いかけながらも、殺伐とした社会と報われない日々に疲弊し、ついに駅のホームから飛び降りることを決意するが、隣駅で発生した人身事故のため電車が止まり“死に損なった男”。
一方、正名が演じたのは、その事故で死に“オッサンの幽霊”となった森口友宏。一平の前に突如現れ、「娘に付きまとっている男を殺せ。できなければお前にとり憑いてやる」と依頼を持ちかける。
本編映像では、劇中音楽を担当するMoshimossが手掛けたエンドロールの楽曲にのせ、平凡で何もかもうまくいかなかった一平の人生が徐々に好転していく様子が描かれている。お笑いのネタ作りでは元国語教師の友宏からアドバイスを受け仕上がりに磨きがかかり、同時進行で友宏からの依頼でもある娘・綾の元夫を殺害するために尾行やナイフ練習に奮闘する様子が明らかになった。
また、コメント映像では、水川が「撮影から1年半経つが、誰も不祥事を起こすことなく無事に公開を迎えられたことを大変、大変嬉しく思っています」と喜びを語り、正名が公開初日舞台挨拶の告知をしている。
「死に損なった男」は、2月21日から全国公開。
【作品情報】
・
死に損なった男
【関連記事】
・
死に損なう→幽霊に殺しを依頼される→幽霊とネタ作りに励む!?「空気階段」水川かたまり主演作、予告完成
・
「空気階段」水川かたまり初主演映画「死に損なった男」に正名僕蔵、唐田えりか、喜矢武豊、堀未央奈、森岡龍!
・
「ちょっと悔しいけどやっぱり面白いな…」と山下敦弘監督、堀内友貴監督「お祭りの日」に熱いコメント
(C)2024 映画「死に損なった男」製作委員会