【写真】カッコいい…!ライブで歌う2024年の堂本剛
“たった5分で終わる超簡単な事件を正味33分の放送時間いっぱいまでなんとかもたせる名探偵”鞍馬六郎(堂本剛)が活躍するドラマ「33分探偵」(2008年、フジテレビ系)が今、FOD・TVerにて順次無料配信中だ。脚本・演出を務めたのは、映画「銀魂」(2017年)や「斉木楠雄のψ難」(2017年)、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ(2011年ほか、テレビ東京系)などで知られる福田雄一監督。福田作品ならではの“ゆるさ”に満ちた「33分探偵」には、第1話から“ツッコミ待ち”の脱力系小ネタがこれでもかと盛り込まれている。(以下、ネタバレがあります)
■「この簡単な事件、俺が33分もたせてやる」
「33分探偵」は、17年前にフジテレビ「土曜ドラマ」枠で放送され、タイトル通り同枠の本編尺である“33分”の間に事件発生から解決に至る“脱力系シチュエーション推理劇”。
大田原警部(高橋克実)が六郎のもとに持ち込む事件はいつも至ってシンプル。開始数分で犯人や事件のあらましが判明しているケースがほとんどなのだが、それでは番組が終わってしまう。そこで六郎は「この話、こんなに早く終わらせる気ですか?この簡単な事件、俺が33分もたせてやる」と突拍子もない推理を展開していく。
3月18日(火)まで無料配信中の第1話で描かれているのは、結婚式場で発生した花嫁殺人事件。新婦・京子(井上佳子)はなぜ、誰に殺されたのか――。血だらけのナイフを持って返り血を浴びた男・山口(山本雅幸)が開始8分で取り押さえられる中、そんな簡単に犯人が見つかってたまるかと事件を必要以上に複雑化させたがる六郎の迷探偵ぶりがこれでもかと描かれる。
■情報屋・小島よしお&鑑識官・佐藤次郎も強烈!
六郎のめちゃくちゃな推理をまじめに再現するシーンや、一言一句声をそろえる双子の着付け係といったストーリーに絡む要素はもちろん、米俵1ダース配達してくる謎の配達員や情報屋役で1シーンのみの登場ながら濃すぎる存在感を放つ小島よしお、探偵事務所に設置された手作り感満載のピタゴラスイッチ風コーヒーサーバーなど…画面にはツッコミ待ちの小ネタが大渋滞だ。
FODで独占配信中の第2話では、湖のほとりで起きた資産家の不審死事件が描かれる。こちらでも、湖のほとりで食レポをする阿藤快が映り込むなど、くすりと笑える仕掛けが多数。福田組常連の佐藤二朗が鑑識官役で出演しているのも見逃せない。福田監督にとっては本作が地上波ドラマ初演出作品だったが、すでに福田作品ならではのユーモアセンスに満ち満ちた脱力っぷりだ。
「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」では人気ドラマを順次、FOD・TVerにて無料公開中。2月は「33分探偵」(2008年)のほか、イヤミスの女王・湊かなえ脚本×長澤まさみ主演のミステリー「高校入試」(2012年)、上戸彩主演でキャビンアテンダントを目指すヒロインの奮闘を描く「アテンションプリーズ」(2006年)、1966年の青春ドラマを妻夫木聡、瑛太、満島ひかりらでリメイクした「若者たち2014」(2014年)などがラインナップされている。
【関連記事】
・
.ENDRECHERI.(堂本剛)「チャリティイベントが架け橋に」岸谷五朗&寺脇康文らの「Act Against Anything」に初参加
・
堂本剛、松本潤、亀梨和也、山田涼介が主人公を演じた推理ドラマ「金田一少年の事件簿」シリーズがTVerで無料配信開始
・
堂本剛、初挑戦の映画音楽は“パーフェクト”今後も「オファーがあればやらせていただきます」
・
山崎賢人、もし忍術が使えるなら“分身の術”「台本とかみんなで手分けしたら秒で終わるなって」
・
【漫画】推し球団の試合結果によって機嫌が変わる…野球ファン必見のあるある話に「自分自身を見ているようで笑ってしまった」の声