【写真】キュートな上にカッコ良さも!“ルイ・ヴィトン”をまとったJ-HOPEBTSの“ダンスリーダー”J-HOPEが、2月18日に31歳の誕生日を迎えた。BTSの中で一番きれい好きで面倒見の良いJ-HOPEは、ARMY(=ファンの総称)にとって“BTSのお母さん的存在”として親しまれているが、振り付けチェックとなると途端に目の色が変わって、厳しい“ダンス隊長”になることでもおなじみ。そんな彼は、現在2月28日(金)から韓国・ソウルを皮切りにスタートする「j-hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’」に向けての準備に入っている。
■光州が生んだダンサー&ラッパー、J-HOPEの軌跡
J-HOPEは、1994年2月18日に光州(クァンジュ)広域市で生まれた。映画にもなった1980年の民主化運動の光州事件でも知られる都市で、メンバーがそれぞれの故郷を歌うBTS「Ma City」ではJ-HOPEパートの題材になっている。
中学生でダンスに夢中になったJ-HOPEは地元で有名な存在となり、2010年にBig Hit Entertainment(現BIGHIT MUSIC)の練習生に。BTSの候補生となったことで、本格的にラップ、作詞&作曲を行うようになり、2018年に初めてソロでのミックステープ「Hope World」を発表。
その後、兵役を前にメンバー全員がソロ活動に入る中で、2022年7月15日にメンバー初のソロアルバム『Jack In The Box』を発売。その直後に、アメリカ・シカゴで開催された音楽フェス「ロラパルーザ」のメインステージのヘッドライナーを務め、”Let’s burn”という歌詞で始まるアルバムタイトル曲「Arson」よろしく迫力あるステージを披露し、華々しくBTSのソロ活動の口火を切った。
そして、同年10月15日に兵役前最後となるBTSライブを韓国・釜山で行い、2023年3月3日に憧れのJ.Coleとのコラボレーション曲「on the street」を発表。その約1カ月後の4月18日にBTSで2人目の入隊を果たした。
■ソロワールドツアーの予習にもなるドキュメンタリー映画
それから、約1年半の兵役を経て、2024年10月17日に除隊し、2025年1月に満を持してソロワールドツアーを発表。日本では4月19日(土)、20日(日)に埼玉・さいたまスーパーアリーナ、5月31日(土)、6月1日(日)に大阪・京セラドーム大阪で開催される。
この発表を受けて、多くのARMYが「また自分を追い込んでいるのではないだろうか」と心配を寄せている。実は2022年の「ロラパルーザ」出演前には、寝食を忘れてクリエイションに打ち込んだことで日に日に痩せていったのだ。その様子は、アルバム制作からロラパルーザ本番までの200日を追った、ドキュメンタリー映画「j-hope IN THE BOX」(ディズニープラスで配信中)で確認することができる。
その中で、J-HOPEは「そこまで自分を追い込まなくても生活はしていける。でも、自分の性格上、それはできない」と語っている。“BTSの一員として恥ずかしいステージを見せることはできない”“ARMYに最高のステージを届けたい”。事務所での打ち合わせやダンスレッスン、渡米先でのバンドやダンサーたちとのセッション、一つ一つのことに打ち込む時の彼のまなざしは彼の楽曲のごとく鋭く、熱い。笑顔がトレードマークであるBTSのJ-HOPEとは一味違う、りりしい表情が収録されている。
■世界で活躍するJ-HOPEの熱き思い
J-HOPEがつづる歌詞には、彼の率直な思いが詰まっているところも魅力だ。例えば、ロラパルーザでも披露された「=(Equal Sign)」という曲では、世界で活躍してきたからこそ感じる胸の内も歌っている。前述の「j-hope IN THE BOX」では歌詞も翻訳されていて、彼の思いをダイレクトに感じることができる。
ソロワールドツアーでは、彼の代名詞と言えるダンスはもちろん、ステージングやセットリスト全てに神経を注いだライブを見せてくれるはずだ。そんな彼は、今どんな準備をしているのか?これまでの楽曲を聴きながら、思いをはせてみてはいかがだろうか。
◆文=及川静
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