「哀れなるものたち」「憐れみの3章」のヨルゴス・ランティモス監督が、仏ノワール作家ジャン=パトリック・マンシェットの小説「殺戮の天使」を映画化することがわかった。
小説「殺戮の天使」は、殺しで金稼ぎする美女エメが、港町で支配階級の男たちを次々と殺害していく物語。米Playlistによれば、ランティモス監督のミューズであるエマ・ストーンが主演するかはまだ明らかになっていない。
マンシェットは、ショーン・ペン主演の映画「ザ・ガンマン」(2015)の原作「眠りなき狙撃者」や、「殺しの挽歌」などでも知られる。また、マンシェットの小説「Three to Kill(英題)」を、「ミッション:インポッシブル」シリーズのクリストファー・マッカリー監督、コリン・ファース主演で映画化する企画もある。
ランティモス監督はベストセラー作家オテッサ・モシュフェグの2018年の小説「My Year of Rest and Relaxation(原題)」を映画化する新作も抱えており、マンシェットの「殺戮の天使」とどちらを先に手がけるかは不明だ。ランティモス監督が韓国映画「地球を守れ!」(2003)を英語でリメイクした、エマ・ストーン&ジェシー・プレモンス主演の新作「Bugonia(原題)」が11月7日から全米公開の予定。
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憐れみの3章
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