マーベル・スタジオの劇場公開最新作「キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールド」(公開中)で主人公サム・ウィルソンを演じたアンソニー・マッキーと、製作総指揮のネイト・ムーアが“アベンジャーズ”の再結成について語っている。
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【画像】ワールドプレミアにアンソニー・マッキー、ハリソン・フォードらが登場<写真4点>
今作の主人公は、「アベンジャーズエンドゲーム」(19)のラストでヒーロー引退を決めた初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース(演:クリス・エバンス)から盾を託され、新キャプテン・アメリカとなった元ファルコンのサム。
元々は軍所属の一般兵士で、超人的なパワーを持たないサムは、「キャプテン・アメリカウィンター・ソルジャー」(14)で初登場。スティーブとの出会いをきっかけに、人工の翼で空を舞うヒーロー“ファルコン”として戦いへ参戦。その後は全ての「アベンジ ャーズ」シリーズで主戦力として活躍してきた。
最新作ではスティーブが築き上げた“正義の象徴”という重圧に葛藤しながらもその意志を継ぐことを決意し、本作では盾をかかげ、鋼の翼で空を駆け巡るキャプテン・アメリカとして新たに翔び立つ。
予告編では、サムがアメリカ大統領となったサディアス・ロス(演:ハリソン・フォード)から「アベンジャーズを再結成してほしい」と協力を要請される場面が描かれ、製作総指揮のネイト・ムーアは、「この映画では“アベンジャーズは今どこにいるのか”、“アベンジャーズが存在することの意味とは”、“サムはそのリーダーに相応しいのか”というテーマを掘り下げています」と明かす。
さらに、サムについて「彼には語られるべき物語があります。アベンジャーズはキャプテン・アメリカがリーダーを務めるときに最も力を発揮しますが、本作ではサムがアベンジャーズのリーダーに相応しいのかが試されます。サムは今後、火の中に飛び込むような過酷な状況に陥るでしょう」と解説。
「エンドゲーム」での戦いで、アイアンマンやブラック・ウィドウは命を落とし、スティーブも戦闘後に引退。他のヒーローたちもそれぞれの生活に戻り、現在はバラバラの道を歩んでいるが、サムがそんな彼らをアベンジャーズとして再集結させ牽引していく可能性を示している。
サム役のマッキーは、「この映画にはさまざまなキャラクターが登場し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の再出発と、今後の展開の行方を見ることができます」と語り、「『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』が、かつて私たちに向かっている方向を示したように、この作品もまさに同じことをしています。これは MCUが新たな段階へと進むための基礎であり、足がかりとなる作品なのです」と熱弁。本作がキャプテン・アメリカの新たな物語を描くだけでなく、今後のMCUの起点となる重要な作品になることをほのめかしている。
そして、「この映画の撮影では、これ以上ないと思うほどにワクワクを感じました。ネイト・ムーアは、本作の成功に必要不可欠な要素を全て注ぎ込んでくれました。この作品は全て完璧に進んでいます」と自信を語った。
新キャプテン・アメリカは、ロバート・ダウニー・Jr.が新たな敵ドクター・ドゥーム役で復帰することが発表された「アベンジャーズ」シリーズの最新映画でもメインヒーローを務めると言われている。
「キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールド」は全国公開中。
【作品情報】
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キャプテン・アメリカブレイブ・ニュー・ワールド
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