ギリシャ最後の国王として知られるコンスタンティノス2世とアンナ＝マリア王妃の次男、ニコラオス王子と、結婚14年の末2024年4月に離婚したタチアナ妃。1年も経たずにニコラオス王子が再婚したことを受け、初めてこれに触れた。

【写真】さわやかな笑顔を浮かべるタチアナ妃

タチアナ妃は現地時間2月12日にインスタグラムを更新し、黒いワンショルダーのドレスを纏い、笑顔でポーズをとるモノクロのポートレートをはじめとする近影の数々を公開。彼女を支える「素晴らしいコミュニティ」に感謝を述べてから、「このままギリシャに住み続けるかと聞かれたら、答えはこれまで以上にイエスです。快く受け入れてくれた皆さんのおかげです。皆さんの優しさとサポートが全てです」と綴った。

そして、「この数週間は、変化や成長、新たなる機会に興奮するなど、まさに冒険でした」と綴り、引っ越しのことや、自身の立ち上げた慈善団体がギリシャで活動範囲を広げているとコメント。当面は事業拡大と新パートナーの開拓に努めるとして「忙しくも刺激を受けています。これからが楽しみです」と続け、「身体的にも精神的にも、あらゆる面で強くいられるようサポートしてくれる皆さんに心から感謝します」と締めくくった。

報道によると、ベネズエラの出身のタチアナ妃は、スキーリゾートでニコラオス王子と出会い、約7年の交際を経て2009年に婚約。翌年結婚して以来、ギリシャ・アテネで暮らしているそう。彼女はメンタルヘルスにスポットライトを当てる活動をしており、2020年には慈善団体Breathe Hellasを立ち上げた。

ギリシャ王室は1月29日、ウェブサイトにて、ニコラオス王子が海運王ジョルゴス・バルディノギアニスの娘、クリスティーナ・バルディノギアニと再婚することを公表。2月7日、アテネの聖ニコラオス・ラガヴァス教会にて結婚式が行われた。

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