【マンガ】やましたひでこさんの人気番組「ウチ、“断捨離”しました!」漫画版を読む
いつのまにか、どんどん増えていくお洋服。
気がつけばクローゼットに収まりきらず、その辺に置きっぱなし…なんてこともしばしば。今は着ないけどいつか着るかもしれない、もったいなくて捨てられない、と、ついついため込んでしまうことはありませんか?
2019年にスタートしたBS朝日の人気番組『ウチ、“断捨離”しました!』でもおなじみ、「断捨離(R)」の提唱者・やましたひでこさんに、「衣類の捨てどき」について伺いました。
■衣類の捨てどきがわかる3 か条
■【1】 旬を見極める
洋服の旬とはなんでしょうか。
旬はいちばんエネルギーのある時期。つまり、その洋服からパワーや鮮度を感じるかどうかということです。それは流行遅れだからという理由ではなく、あくまでもあなたにとって賞味期限切れでない服ともいえます。
たとえれば洋服は「お刺身」、クローゼットは「冷蔵庫」のようなもの。洋服も新しければ新しいほどエネルギーが高く、〝おいしい〟のです。食べるなら鮮度のよいお刺身がいいし、賞味期限切れの古い食材が乱雑に詰まっている冷蔵庫ではなく、旬のモノが整然と並ぶきれいな冷蔵庫がいいですよね。
着たいか着たくないか、服の鮮度を考えて選んでください。
■【2】服の意味を見直す
洋服は自分を包んで表現してくれるモノです。洋服本来の意味や役割を見直すことが、着たくない服を手放す助けになります。洋服には今の年齢・体型の自分をどう演出してくれるか、どう輝かせてくれるかという役割があるはずです。
そう考えるとどの服があてはまるかわかってくるでしょう。
着ていてもときめかない服、昔は似合っていたのに今の自分には似合わないと思う服、それらは物理的にも精神的にも自分を高めるものではないので、洋服としての意味をなさなくなったと思って処分します。
断捨離はモノを手放すことで自分を新しいステージへと誘う手段なのです。
■【3】今の気分を知る
気分を優先して買うことが、その服に鮮度があるかどうかにつながります。
今どれだけ着たい服かがはっきりわかるので、服に関しては衝動買いもOKです。定番服を毎年買っていては、同じモノが増えて逆に捨てられないという無難が招いた罠にはまりがちです。
衣類を身につけるときは、洋服を通して「気」や「エネルギー」を取り込みたいと思っているものです。だから、今の気持ちを大事にして、気持ちが乗らないモノは捨てどきととらえ潔く処分するほうがいいのです。
「この服を着て友達と会えるか」
「この服を着て外に出かけたくなるか」。
こんな判断基準で洋服を選別するといいでしょう。
■やましたひでこさんプロフィール
一般社団法人「断捨離(R)」代表。学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計700 万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20 言語以上に翻訳されている。現在、BS 朝日「ウチ、“ 断捨離” しました!」<毎週火曜夜9時>レギュラー出演中。
※本記事は書籍『BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」公式マンガで納得身につく断捨離』から一部抜粋・編集しました。
著=BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」スタッフ、監修=やましたひでこ、マンガ制作=ねこまき(ミューズワーク)/『BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」公式マンガで納得身につく断捨離』
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