「仕送りが5万じゃ足りない!」妹を溺愛する両親から搾取されて冷遇される日々と決別した結果

「仕送りが5万じゃ足りない!」妹を溺愛する両親から搾取されて冷遇される日々と決別した結果

2月13日(木) 6:55

夫と2人暮らしの私は、両親のために毎月5万円を仕送りしていました。しかし、両親は私に感謝するどころか、額が少ないだの役立たずだのと文句ばかり。堪忍袋の緒が切れた私は、彼らと縁を切る決意をしたのですが……。
夫と2人、幸せだけど
サラリーマンの夫と仲良く暮らしている私。数年前から夫が勤める会社が経営難に陥ってしまい、決して裕福な生活とは言えない状況でしたが、私たちは助け合いながら生活していました。

稼ぎが少ないと申し訳なさそうにする夫でしたが、私は節約レシピを調べて料理を作ったり、安売りコーナーをチェックしたりと、やり繰りじょうずになりました。

しかし、私には別の悩みがあったのです。それは実の両親と15歳離れた妹のこと。両親は、遅くにできた末娘ばかりをかわいがり、姉の私をあからさまに無視するようになったのです。

次第に、家の中に身の置きどころがなくなった私は、高校卒業と同時に就職し、家を出たのでした。
18年間も仕送りを続けて
ところが私が家を出た数年後、父親がリストラされてしまったのです。不景気真っただ中のため、再就職先は見つからず……。父親は交通整備のアルバイト、母親はパートを始めました。

妹は当時まだ小学生。高卒で働いていた私は、自ら、実家に毎月5万円の仕送りを始めました。冷遇もされたけれど、育ててもらったことに変わりはありません。いつか良い関係を築けるだろう……。そう思っていたのです。

そうして18年が過ぎたころ。親戚の結婚式があり、久しぶりに両親と妹に再会すると……。「人にご祝儀を渡す余裕があるなら、もっと仕送りを増やしてよ」とお金をせびる言葉を浴びせられたのです。

私にとって月5万を捻出するのはとても大変なこと。それなのに「もう四十路なのに仕送り5万円とか、あり得ない!」「長女のくせに大した親孝行もしないで、どういうつもり?」となじられるばかり。感謝の1つもありません。

この態度に耐えかねた私は、「金額に文句があるなら、仕送りをやめる」と宣言しました。
妹のために貯金を渡せ!
その日をきっかけに、両親は連日「金を渡せ」と連絡してくるように。妹をダシに使って、婚活やエステに必要だからと言うのです。妹も、「姉なんだから当然」といった様子です。

これまでの仕送りが原因で貯金などほとんどなかった私は、即座に却下。すると母が、「誰があんたを産んで育ててやったと思うの?」と声を荒げたのです。さすがの私も怒り心頭。もう3人とは絶縁しようと決意し、実家に電話をかけました。

「ねぇ、次の仕送りはいつ? 早くしてよ!」と開口一番、またお金を無心してきた妹。私は冷たく宣言したのです。「仕送りどころか、もう連絡もしません。私はあなたたちとは絶縁します!」

すると、妹が高らかに笑い出しました。

「親に仕送りもできない貧乏な姉なんていらない! こっちこそせいせいする!」

どうやら彼女は大企業の部長と婚約したそうで、私のような人間が姉だと知られたくないのだとか。否定する理由もないので、私はそのまま別れを告げて、電話を切りました。
しばらくして…
しかしその数カ月後……。突然妹から着信がありました。

数回は無視していたのですが、あまりにしつこいので出てみると、慌てふためいた様子の両親と妹の大声が聞こえます。

「あんたさ、本当はお金持っているんでしょ? 5万でもいいから、さっさと前みたいに仕送りしてよ!」「旦那の稼ぎだってあるはずよ!」

もう絶縁したのだから仕送りはしない、と言いましたが、両親と妹が引き下がる様子はありません。

聞けば、妹は婚約者にだまされ、大金を貢がされていたとのこと。絞るだけ絞り取られて、結局捨てられてしまったようなのです。
3人とおさらばして
その後、なんと私と夫の住む家にまで押しかけてきたらしい3人。しかし私たちは、すでに引っ越し済みでした。

というのも、夫の会社が勢いのある大会社に吸収合併され、それと同時に彼は昇進。給料も上がり、仕送りもなくなったため、生活が安定するようになったのです。そこで、今まで住んでいたマンションを引き払い、思い切ってローンで新居を購入したというわけです。

両親と妹は、借金に追われる苦しい生活をしているようですが、私には関係ありません。私は、真面目でやさしい夫と今も助け合いながら、幸せに生活しています。

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ずっと長女にお金を無心し、一切感謝することがなかった両親と妹。親子や兄弟姉妹で助け合うことは大切ですが、それが当然だと考えるのはやっぱり違いますよね。


※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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