「ロボティクスで、世界をユカイに。」というビジョンを掲げ、ユニークなロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学から、見た目もキュートな新発想のロボットが2つ誕生しました。
まず1つ目は、
熱いものを冷ますふーふーロボット「猫舌ふーふー」。その名の通り、猫舌の人が「ふーふー」しなくても済むように、熱い食べものや飲みものを冷ますことに特化した小さなロボットです。

小さな子どもをはじめ、食事の際に猫舌で苦労している人の役に立ちたいという願いから開発がスタートしたとのこと。
カップなどの食器のフチに引っかけて電源を入れると、小型のファンで風を起こし、熱いものを「ふーふー」。風の強さは調節可能で、常に定量の風で冷ますモードに加え、風の量をランダムで変えられる「フーリズム」を搭載。

ころんとしたフォルムがとても可愛いですね。
◆「猫舌ふーふー」公式サイト:
https://nekojitafufu.ux-xu.com/2つ目は、
チラ見してくる抱き着きロボット「みるみ」。見る+ぬいぐるみ=「みるみ」。近くにいる人をセンサーで認識すると、ちらりと、じーっと、赤ちゃんのような目や首の動きで周りを見るぬいぐるみロボットです。

「みるみ」誕生のきっかけは、抱っこされている小さな子どもの仕草。そばにいる人をチラチラと見たり、恥ずかしそうに隠れたり、また顔を出して見たり…といった愛らしい仕草を届けたいという思いから生まれたそう。

手のひらに乗るくらいのサイズ感で、まるで小動物のようの愛らしさ。カバンやリュックに抱き着かせて一緒にお出かけできますね。
◆「みるみ」公式サイト:
https://mirumi.ux-xu.com/「猫舌ふーふー」も「みるみ」も開発中の製品のため、発売時期や販売価格は現時点(2025年1月時点)では未定。また「猫舌ふーふー」は2025年夏、「みるみ」は2025年秋口から、クラウドファンディング開始を予定しているそうです。
そんな「猫舌ふーふー」と「みるみ」の実物を見られるチャンスが!
ユカイ工学の製品と最新のクリエイティブを一堂に集めたイベント「CREATIVE SPRINT展」(入場無料)が、武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス2Fで期間限定で開催され、そこに展示されるんです。

「猫舌ふーふー」と「みるみ」の他にも、ユカイ工学全社員参加のものづくりイベント「メイカソン」をきっかけに生まれたプロダクトが、量産化に至る前の試作品と合わせて展示されます。

しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」(クーボ)や「Petit Qoobo」(プチ・クーボ)

感情表現豊かな、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO emo」(ボッコ エモ)

製品試作プロセスの展示例(昨年開催の「DESIGNART TOKYO 2024」展示内容より)
子どもから大人まで楽しめること間違いなしのイベントです。ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。
武蔵野美術大学×ユカイ工学「CREATIVE SPRINT展」会期:2025年2月14日(金)~2月18日(火)
時間:10:00 ~ 19:00
会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)
(東京都新宿区市谷田町1-4)
アクセス:東京メトロ有楽町線・南北線「市ケ谷」駅、都営新宿線「市ヶ谷」駅4番出口下車 徒歩3分
観覧料(参加費用):無料
主催:ユカイ工学株式会社
共催:武蔵野美術大学
ユカイ工学公式サイト:
https://www.ux-xu.com/