森本稀哲に一喝でチームがピリッと…鶴岡慎也&吉川光夫が明かす日ハムを引き締める“オーラ”の持ち主<ダグアウト!!!>

「ダグアウト!!!」/※提供画像

森本稀哲に一喝でチームがピリッと…鶴岡慎也&吉川光夫が明かす日ハムを引き締める“オーラ”の持ち主<ダグアウト!!!>

2月10日(月) 3:00

「ダグアウト!!!」
【写真】鶴岡慎也、「リアル野球BAN」で使えるテクニックをゴルゴ松本に伝授

2月3日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週月曜夜10:00-11:00、BS10)。ダルビッシュ有や大谷翔平に信頼された“いぶし銀”キャッチャー鶴岡慎也と、2012年に鶴岡と最優秀防御率という輝かしい記録を残した吉川光夫が今回のゲストだ。MCには真中満とゴルゴ松本を迎え、金子誠と森本稀哲のピリッとエピソードを暴露した。

■チームを引き締める男のオーラ

2012年に最優秀防御率を獲得した北海道日本ハムファイターズの名バッテリー・鶴岡と吉川。最初のトークコーナー「鶴岡慎也&吉川光夫が選ぶ日本ハムの○○No.1」では、「オーラがある男No.1」で2人そろって金子誠の名前が挙がった。

現ロッテコーチで日本ハム一筋21年の内野手である金子。ゴールデングラブ賞に3度輝き、ベストナインにも選ばれた名選手だ。日本ハムは元よりワイワイと楽しい雰囲気が持ち味なのだが、鶴岡いわく金子はそんなチームの雰囲気をピリッとまとめ上げる役割を持っていたという。

「もちろん、いやらしさではないですよ。プロとしての厳しさを持っている方なんで」という鶴岡に、吉川が「野球をどれだけ真剣に取り組むかっていうのを持ってる方だったんで」と追随する。“オーラがある”という言葉に相応しく、尊敬の念を強く感じる言い方だ。

ちなみに金子が雰囲気を引き締める方法については、失敗があったときに呼びつけてミーティング…といったやり方ではないようす。彼の厳しさは特に試合のなかであらわれるらしく、例として鶴岡は「ショートを守ってて、やっぱりセカンドスローをちゃんと投げなかったら…『ちゃんと投げとけよ練習の時から』みたいな」と一軍に上がって間もない頃のエピソードを明かした。

さらにピッチャーのフォアボール連発には空を仰ぎ、ピッチャーがゴロを捕ってファースト・セカンドのどちらに投げるか確認する時も目を合わせずに手で合図する…などなど、ユルい雰囲気を試合に持ち込まない姿勢を見せたという金子。

真中がそんな金子に物申せる選手はいなかったのかと訪ねたところ、飛び出したのが森本稀哲の名前だった。やはりムードメーカーとばかりに真中が「さすが稀哲!」と言葉を漏らしたのだが、鶴岡がある春キャンプの一幕をこぼす。

プレー中に選手へ指示を出すためのサインを決めるためのミーティング中、元々サインを覚えるのが苦手なのにメモを取っていなかったという森本。そんな森本がエレベーターでの移動中に「俺どうせあとでもう一回確認するしな」と笑い話にしていたところ、同乗していた金子が「お前みたいなやつがいるからちゃんとミーティングしてんだろ!」と一喝したのだとか。

10人も乗っていたエレベーター内が一気に静まり返り、まさに雰囲気は地獄。森本も素直に謝罪したというが、そうした正論でチームの雰囲気をしっかり引き締めるのが金子の持ち味だったという。もちろんプライベートでは飲みに誘ったりご飯をおごってくれる良い先輩で、恐怖だけでなく尊敬を勝ち取っていたようだ。
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■自由奔放な日ハムのムードメーカー

雰囲気を引き締める金子の話とは真逆に、「ムードメーカーNo.1」で名前が挙がったのが森本。金子の話にも登場するようにお調子者キャラとしてファンにも知れ渡っている森本だけに、真中やゴルゴも当然予想していた名前だった。

派手なパフォーマンスで知られる森本を、鶴岡は「自分で自分にプレッシャーかけるな、と思いながら僕ら見てました」というチームメイトならではの視点で見ていたことを明かす。パフォーマンスにかまけて試合で結果を残せなければ、当然普通に試合をしている選手より厳しい目で向けられる。そういう意味で言えば、たしかに自分を追い込んでいたという見方もできるだろう。

しかしそんな心配をよそに、試合中の森本はいたって真剣。体を痛めたような仕草をする選手がいれば「じゃあもう代わればいいじゃん!元気なやつだした方が絶対勝てるよ!」と素早く伝えるなど、「絶対試合勝つんだ、という気持ちがすごいある方」と吉川が評するとおりの人物像が見えてくる。

それでいて、ムードメーカーとしてのパワーも一流の森本。コーチに転身してからのエピソードとして鶴岡が紹介したのは、中継ぎ投手が何試合か連続で打たれていたときのある試合でのひと幕だ。

自信をなくしかねない結果に緊張感で包まれる中継ぎ陣。そこに外野守備走塁コーチである森本が「おいピッチャー暗いぞ!お前らで勝つ試合もあるんだから切り替えていこうやー!」と励ましたという。「これはスゴイ人だな!」と驚いた鶴岡に真中も同調して、日頃コミュニケーションがどれだけ取れているかが表れたシーンだったのだろうと分析していた。
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■プロとして共通している「絶対勝つ」という気持ち

当たり前のようだが、プロ選手たちは選ばれるために努力を欠かさない。その熱の根本にあるのは「勝利」への渇望だ。スキルがあっても勝利を目指さない選手はいずれ頭打ちに悩まされ、迷うことになるはず。

鶴岡、吉川の両名が挙げた金子、森本の2人は「チームを引き締める役」と「チームを盛り上げる役」として紹介された。しかしどちらの選手にも共通するのは、「試合には絶対勝つ」という気持ちを強く持っているエピソード。スキルやチームとの関わり方など以上に、名選手が名選手たる理由を改めて思い知らさせる回だった。

お笑い芸人にも負けないほど楽しくトークできる人材が目立ちつつある野球界だが、根っこの部分ではやはり負けず嫌いの競技人。バラエティーで活躍しているからといって、そこが変わることは少ないはずだ。「お調子者に見える森本だが試合にはガチで臨む」といった人気選手の裏側を、今後もどんどん見せて欲しい。
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