【写真】劇団☆新感線による本格バトル時代劇「ゲキ×シネ 天號星」舞台の様子

古田新太×早乙女太一×早乙女友貴らによる、江戸で裏稼業に生きる人々の人情劇と奇想天外な“入れ替わり”時代劇「ゲキ×シネ『天號星』(てんごうせい)」が、2月16日(日)深夜0：10ほかより時代劇専門チャンネルにてTV初放送される。 本作のTV初放送にあたり、古田新太、早乙女太一からのコメントが届いた。

■入れ替わり×王道時代劇×劇団☆新感線による極上エンターテイメント！


本作は、劇団☆新感線が43周年記念作品として手掛けた時代劇。1980年の創設以来、躍進を続ける演劇集団・劇団☆新感線。裏稼業の暗殺者集団や人斬りといった定番時代劇のモチーフを随所にちりばめつつ、古典的な入れ替わりストーリーを劇団☆新感線ならではの痛快娯楽作品として完成させた話題作を映像化したゲキ×シネが、いよいよ時代劇専門チャンネルでTV初放送を迎える。

世のため人のため、生きていてはならぬ者たちを人知れず屠る“引導屋”の元締め・藤壺屋半兵衛役に劇団の看板役者・古田新太。その半兵衛とひょんなことから入れ替わってしまう冷酷無比な殺し屋・宵闇銀次役を早乙女太一が演じる。さらに銀次の宿敵である荒くれ者の人斬り朝吉役で早乙女太一の弟、早乙女友貴が扮する。

準レギュラーと言われるほどに劇団への出演の多い早乙女兄弟だが、兄弟共演での新感線への出演かつ古田との対峙もあり、上演当時はファンを中心に話題を集めた。また、脇を固めるのは、劇団☆新感線常連俳優のほか、乃木坂46の久保史緒里や「太秦ライムライト」「BLACKFOX: Age of the Ninja」などの時代劇への出演もある山本千尋、NODA・MAP、ナイロン100℃などの舞台で活躍する池田成志ら。

テレビ初放送にあたり、古田と早乙女太一から届いたコメントも紹介する。

■古田新太「アップで見られる山本千尋の棒術が見どころ」

――自身が演じた藤壺屋半兵衛の魅力は

古田新太：(山本)千尋と(久保)史緒里のおとっつぁん(偽物だけど)という至福の役でした。

――宵闇銀次を演じる早乙女太一さんの稽古中や公演中など本作にまつわるエピソードは？

古田新太：太一の中にオイラが入るということで、すっごく観察して研究し、最後の方はオイラの歩き方をかなりコピーしていたので注目です。

――ゲキ×シネ『天號星』のテレビ視聴ならではの見どころは？

古田新太：史緒里の歌中での千尋の棒術、アップで見れるので楽しんでください。

■早乙女太一「ゲキ×シネという“特等席”で楽しんでほしい」

――藤壺屋半兵衛を演じる古田さんの稽古中や公演中など本作にまつわるエピソードは？

早乙女太一：稽古期間も含めて本番中も、娘2人(久保さん、山本さん)を思いやる姿は、半兵衛のようでした。休演日には遊園地へ、娘2人に付き添って行ったと聞き、驚きました。あの古田さんが!?お酒にしか興味のないあの古田さんがですよ。そんな日々のおかげで、この作品のテーマでもある家族の絆が、舞台上でもしっかりと表れたんだなと思います。

――ゲキ×シネ『天號星』のテレビ視聴ならではの見どころは？

早乙女太一：舞台の魅力は舞台でしか味わえないと思っていますが、このゲキ×シネ作品では、舞台では味わえない楽しさがあります。作中で半兵衛は、娘を守るために修行を重ねて剣の腕を磨いていき、成長していくんですが、殺陣でもその成長を表現するために、アクション監督が細かな演出をふんだんに散りばめていますので、劇場では味わえない魅力をゲキ×シネという特等席で楽しんで貰えたらと思います。

■ゲキ×シネ『天號星』あらすじ

口入れ屋の藤壺屋主人・半兵衛(古田)は、裏で世のため人のため悪党を始末する“引導屋”の元締め。だが、実のところは顔の怖さを買われただけの、気弱で温厚、虫も殺せぬ置きものだった。あるとき、金さえ積めば誰彼かまわず斬り殺す“狂犬”こと、はぐれ殺し屋の宵闇銀次(早乙女太一)が、引導屋を潰そうとする黒刃組に依頼され、半兵衛を斬るために現れる。だがその瞬間、天號星の災いか、二人を雷が直撃。半兵衛と銀次の身体が入れ替わってしまう。そこへ銀次を追って上州から人斬り朝吉(早乙女友貴)がやってきて、銀次の身体に入った半兵衛は、命からがら逃げ出すはめに。一方、半兵衛の身体に入ったものの、引導屋の主人とは名ばかりと知って失望する銀次。だが自らの野望を叶えるため、この身体を利用することを思い付く。天號星に翻弄されながら、己を生きようとする二人。その運命が交差する。



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