A24作品、4か月連続上映!第2弾『関心領域』上映決定

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A24作品、4か月連続上映!第2弾『関心領域』上映決定

2月7日(金) 9:30

2023年10月、ニューヨークを拠点とする独立系スタジオA24とパートナーシップ契約を締結したハピネットファントム・スタジオ。いよいよ本体制が本格始動し始める2025年、TOHOシネマズの劇場にて<制作:A24×配給:ハピネットファントム・スタジオ作品>の4か月連続となる特別上映を実施!毎月24日に行われるこの企画だが、第2弾となる2月24日(月・祝)には『関心領域』の上映が決定した。

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『関心領域』概要

『関心領域』といえば、第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第96回アカデミー賞では5部門にノミネートされ国際長編映画賞、音響賞2冠を誇る、A24の新たな金字塔だ。日本では昨年5月に公開し、週末動員ランキングでは洋画作品として1位を記録し大ヒットスタートを切った。

舞台は第二次世界大戦中のドイツ。アウシュビッツ収容所の隣に住む所長、ルドルフ・ヘスとその家族が送る穏やかで幸せな日常、そして彼らの生活と壁一つ隔てて聞こえてくる銃声や叫び声、青い空に広がっていく何かを燃やす黒い煙。アウシュビッツ収容所の中と外を“無関心”で分断して見せた本作は、「まるで自分が試されているようだ」、「現代社会にも通ずるものがある」、「不穏で、衝撃的」など口コミが広がって話題沸騰となり、第48回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞受賞を果たした。

また、「映画館で体感すべき」、「耳で観る映画」というような感想も目立ち、主要部門と並んで各国の映画祭で注目を浴びてきた音響の存在感も大きい。収容所の中で何が行われているのか、それを観客に見せずに“聞かせる”ことで、人類史に残る大罪を示す作品だ。映画館の暗闇の中で、全ての神経を映画に注いだ時に“聞こえてくる”景色を見つめてほしい。

今後も本企画の上映作品については、公開月の上旬にお知らせしていく予定だ。また、これからのA24×ハピネットファントム・スタジオの新作には、ニコール・キッドマンの鮮烈な演技で“A24史上最高に挑発的”と全米有力メディアの年間ベストに続々選出されている 『ベイビーガール』 が3月28日(金)、“ヒュー・グラントが怖すぎる“サイコスリラー 『異端者の家』 が4月25日(金)より、それぞれTOHOシネマズ 日比谷ほか 全国公開を控えている。また、“終わり”を告げる鳥「デス(DEATH)」と、ある母娘が織りなす奇想天外にして心温まる物語『終わりの鳥』は4月4日(金)よりTOHOシネマズ ららぽーと横浜他で公開予定だ。バラエティ豊かな新作の続報にも是非期待してほしい。

A24×ハピネットファントム・スタジオ×TOHOシネマズ特集上映

<上映作品>
『関心領域』

<上映劇場>
TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ なんば

<上映日>
2025年2月24日(月・祝)
※上映時間は各劇場の公式サイトをご確認ください

<料金>
・通常料金:2,000円
・学生割引:1,000円(大学生以下が対象)
※割引不可、無料券不可

『関心領域』ストーリー

空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から黒い煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘス(クリスティアン・フリーデル)とその妻ヘートヴィヒ(ザンドラ・ヒュラー)ら家族は、収容所の隣で幸せに暮らしていた。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わす何気ない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる。壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らとの違いは?

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