『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』
2月6日(木) 5:00
第77回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門で上映された、レオス・カラックス監督の新作『C’est pas Moi』が、『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』の邦題で4月26日(土) よりユーロスペースほかで全国公開される。
本作は、ジャン=リュック・ゴダールへオマージュを捧げ、カラックスの全てが凝縮された42分のスペクタクル。当初、パリの現代美術館ポンピドゥー・センターでカラックスの展覧会が企画され、「いま君はどこにいる?(Où en êtes vous, Leos Carax?)」というポンピドゥーからの問いへのアンサーとして制作された。カンヌ映画祭でディレクターを務めるティエリー・フレモーは、本作について「美学的なエッセイのようであり、まばゆく、とても素晴らしい作品」と評している。
併せて、場面写真5点が公開された。天井に反射した揺らめく水面を背景に飛び込み台から体を浮かせた不思議なカットや、『TOKYO!』の怪人メルド(ドゥニ・ラバン)がカラックスと一緒に公園を闊歩するシーン、犬がくつろぐベッドサイドでカラックスが煙草に火をつける場面、そして稲妻が走る瞬間を切り取ったカットには、カラックスの娘のナースチャ・ゴルベワ・カラックスの横顔が収められている。
また4月の公開を前に、3月20日(木) から23日(日) にかけて開催される『横浜フランス映画祭2025』での上映も決定。映画祭では、カラックスの来日も予定されている。
<作品情報>
『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』
4月26日(土) 公開
公式サイト:
http://eurospace.co.jp/itsnotme
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