「きかんしゃトーマス」原作出版80周年を記念して、「新・汽車のえほん」シリーズの第28巻「ジェームスとディーゼル機関車」(1980円)が、2025年3月中旬にポプラ社から発売される。
【画像】日本出版50周年を記念して発売された27巻はこちら
本作は、これまで日本語に翻訳されていなかった貴重な1冊。主人公は、赤い車体を自慢するのが大好きなうぬぼれ屋の機関車ジェームス。今回は、ディーゼル機関車との関わりを通じて、ジェームスが大切な気づきを得るストーリーが展開される。「ディーゼル機関車の助けなんて必要ない」と思い込んでいたジェームスが、どのように考えを改めていくのか。4つの小さな物語を通じて、協力することの大切さや、互いを理解し合うことの素晴らしさを、優しく伝えている。
翻訳は、前巻「ほんとうにやくにたつ機関車」でも高い評価を得た金原瑞人さん。600冊以上もの海外文学の翻訳実績を持つベテラン翻訳家が、原作の魅力を損なうことなく、日本の子どもたちにも親しみやすい言葉で紡ぎ出す。
実は「新・汽車のえほん」シリーズは、きかんしゃトーマスの原点とも言える大切な作品群。きっかけは、ウィルバート・オードリー牧師が病気の息子のために書き始めた物語で、1945年に1巻目「3だいの機関車」が発売されると、次々と新刊が出版され、世界中の子どもたちに愛される人気シリーズとなった。27巻からは息子のクリストファーが執筆を引き継ぎ、全42巻まで続いている。2023年には、日本出版50周年を記念して27巻が発売され、大きな反響を呼んだ。それに続く今回の28巻は、子どもと一緒に「思いやり」や「協力」について考えるきっかけとして、ぴったりな1冊となりそう、
3月中旬の発売に先駆けて、Amazonではすでに予約がスタート。80周年という記念すべき年に、ぜひ親子で一緒に、新しいジェームスの物語を楽しんでみてはいかが。
「ジェームスとディーゼル機関車」概要
作・クリストファー・オードリー絵・クライヴ・スポング訳・金原瑞人
発売年月:2025年3月
判型:B5変型判
ページ数:57ページ
「いばりんぼ」「どっちへいくの?」「消防車の色」「がちがちのこおり」の4タイトルを収録
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(C)2025 Gullane (Thomas) Limited.
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