【漫画】妻が39度の高熱を出しても一切看病をしない夫…一日中放置される妻の姿に「あるあるなのね(泣)」と反響

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、ママさんたちから共感の声が多数寄せられている人気作品「妻は看病してもらえないのが普通ですか？」をピックアップ。

作者のゆりゆさんが1月10日と1月11日にX(旧Twitter)で同作を投稿。そのツイートには合わせて2000以上のいいねと共に、多くの反響コメントが寄せられた。この記事ではゆりゆさんにインタビューを行い、創作のきっかけやこだわりについてを語ってもらった。

■高熱を出しても看病してもらえない妻…



一児の母・みさきは38.9度の高熱を出してしまった。幸い次の日は夫が休みだったので、子どものお世話をしてもらうよう連絡すると「了解！」とだけ返事が来た。

翌朝、みさきは子どもに起こされる。パパと遊ぶようお願いしようとしたのだが、肝心の夫はまだ夢の中。仕方なく娘の朝ごはんの準備をしていると、ようやく夫が起きてきた。しかし、みさきを気遣うような言葉は一つも無く、ただ子どもと遊ぶだけだった。

朝から何も食べていなかったみさきは、カットフルーツとゼリーを買ってきて欲しいと夫に連絡する。しかし、夫が買ってきたのは「見切り品」のシールが張られたバナナと安くてぬるいゼリーのみ。その後みさきは病院にも行かせてもらえず、市販薬だけで乗り切ることに…。

それから数カ月。「やばいな～これ。感染症かもしれないわ～。」と言い始めた夫。体温を測ると、37.3度の微熱。ここから夫による“しんどいアピール”が始まった…。

妻が高熱を出しても看病しない夫が、微熱を出して大袈裟にアピールする様子を描いた本作。読者からは「うちの旦那もこれ」「してもらう事が日常モンスター」「全妻が思ってるやつー！」「あるあるなのね(泣)」など多くのコメントが寄せられている。

■「姉から聞いた愚痴からヒントを得て…」作者・ゆりゆさんが語る創作秘話



――「妻は看病してもらえないのが普通ですか？」を創作したきっかけや理由があればお教えください。

「妻は看病してもらえないのが普通ですか？」は実は私の実姉をモデルにした漫画なんです。姉から聞いた愚痴からヒントを得て漫画として面白くなるようにストーリーを創作していますが、99％ぐらい実話です(笑)。

――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。

やはり夫が風邪をひいて大袈裟に騒いだわりには熱が37.3度という微熱だったシーンでしょうか。このシーンに読者の皆さんからも共感の声を多くいただきました。あまり性別でくくるのは良くないとは思うのですが、少しの熱や怪我で大騒ぎするのはどうしても「男性あるある」なんですよね…。

――「うちの旦那と似てて笑った」「まじで分かる」等、共感の声が多数寄せられていましたが、コメントを読んだ時のお気持ちをお教えください。

そのようなコメントをいただくたびに「だよね〜!!」「やっぱり!?」と独り言で声に出てしまうほど、まるで女友達と盛り上がっている感覚で読ませていただいています。

――ゆりゆさんの作品は共感できるポイントが多く、思わず笑ってしまいます。普段作品を創作するうえでどんなことを意識されているのでしょうか。

多くの方に「身近で起こりそう」と思ってもらえるテーマを選びつつも、だからこそ「ありきたりな話」にならないよう、ひねりを加えて意外なオチになるように意識しています。

――ゆりゆさんの今後の展望や目標をお教えください。

今までは夫婦問題や婚活などの男女のストーリーをテーマにした漫画を多く描いてきましたが、今後はまったく違うジャンルにも挑戦していきたいです。留学や海外一人旅の経験があるので、海外で起きたトラブルや心あたたまるお話をたくさん描いていきたいですね。

――最後に、作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いいたします。

SNSやWEBを通して多くの方に漫画を読んでいただけて本当に嬉しいです。登場人物に共感したりイライラしたりしながら(笑)、一緒に女子会をしているような感覚でわいわい言いつつ楽しんでもらえたら光栄です!!



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