1月27日(月) 7:40
お笑いコンビのメイプル超合金・カズレーザー(40)が、1月26日放送の『サンデージャポン』(TBS系)に出演。引退を発表した中居正広(52)の女性トラブルをめぐって、MCの爆笑問題・太田光(59)と対照的な主張が注目を集めている。
昨年12月に「女性セブン」や「週刊文春」で、’23年6月に起こしていた女性トラブルが報じられた中居。トラブルにフジテレビ社員も関与していたと報じられ、約75社ものスポンサーがCMを差し替えるなど騒動が深刻化している。
トラブル発生当時にフジテレビで編成担当の専務を務めていた関西テレビ・大多亮社長(66)が22日の新年社長会見で、中居のトラブルについて「中居氏を守ろうという意識はなかった」と断言したことに言及した太田。“引っかかること”として、「彼(中居)を起用し続けたのなら、いまフジテレビは中居も守るべきだと俺は思うのね」と主張。
テレビ界におけるこれまでの風潮についても、「こういう不祥事が起きたときに、タレントを切ってそれで終わり。テレビ局はうんと手のひら返しをします」とコメント。その上で、こう持論を展開していた。
「中居は少なくとも、“フジテレビには責任はない。全部自分の責任です”って言ったじゃないですか。彼は彼なりに、フジテレビをいま守ろうとしているように僕には見えるのね。だとしたら、使い続けたフジテレビも中居を守る責任はあると思う」
「(大多社長が)中居に対しての怒りを感じてたというのは、その事象は大多社長が怒りを感じる出来事だったってことじゃないですか。それをなんで部下に投げて、(中略)能動的に関わらなかったのかっていうのは僕は疑問に思うんですよね」
ここでMCの爆笑問題・田中裕二(60)が、「カズはどうですか?中居さんがキャスティングされ続けていたってことに」とカズレーザーに質問。するとカズレーザーは、太田の発言を持ち出してこう主張したのだった。
「僕は“手のひら返し”はあるものだと思って、この世界に入ってきてるんで。守られる側ではないと思うし。我々みたいなものは、いつかは仕事がなくなるし。仕事がなくなるのも責任があったとか、なにか問題を起こしたではなくて、“問題が起こったんじゃないの?”とか疑惑がある時点で仕事がなくなるだろうなという不安定な立場だと僕は認識してるし」
「自分の分をわきまえてるし。それはしょうがないなって思うし、逆に実力がしっかり認められたら、“こうやって守ってもらえるんだ”っていうのも納得だなと思いますね。嫌な実力社会なんだなと、僕は思います」
“中居擁護”とも取れる主張をした太田に、Xでは《全くそう思わないよ》《言葉選びが少し悪かったね。「守る」ではなくて「共に責任を取る」とすれば彼の発言も合点がいく》と賛否の声が。だがそのいっぽうで、“疑惑が浮上した時点で仕事を失う”と指摘したカズレーザーに賛同する声が多数上がっていた。
《カズレーザーさん至極真っ当》
《太田が言っている事もすこーしだけ 分かるけど…カズさんの意見は同意だわ》
《テレビがスポンサーから成り立ってることを踏まえれば中居が切り捨てられるのは当然。それでも応援してくれるファンがいれば、示談成立してるからテレビ外で芸能活動を続ける権利はあると思う。太田光はこの件に関しては相変わらず的外れでカズレーザーが本質的》
《カズレーザーさん、サンジャポでド正論。 フジは中居氏を守るべきだったのではとの話に、「僕は守られる立場じゃない、いつ切られるか分からない不安定な立場だと思っている」 そーだよね。芸能人もサラリーマンも同じ。メディア関係者は特別だと思っている人はズレてると思います》