中堅の印刷会社の社長にヘッドハンティングされた私。しかし、入社すると意地悪な課長からいびられる日々で、モヤモヤした気持ちを抱いていました。そんな中、社員旅行をすることになり……。
期待をかけられ入社したけれど…
私はとある印刷会社で働いていたのですが、その仕事ぶりが認められ、デザイン業務を委託していた「A印刷」という会社の社長にヘッドハンティングされました。
そこの社長は私にとても期待しており、私は広告制作を担当する制作課に配属。新しい職場で心機一転頑張ろうと張り切っていましたが、制作課の女性の課長は私のことをよく思っていないよう。
私のことが気に食わない課長は、連日のように嫌がらせをしてきます。私にデザインの仕事を一切振らず、オフィス周りの整理整頓など雑務を押し付けてばかり。あるとき課長に「どうしてデザインの仕事をさせてもらえないのですか?」と尋ねましたが、「制作課にいる以上、私の方針通りに働くのは当然でしょ!」という返事が。その日以降、嫌がらせは一層ひどくなってしまいました。
新人である私は課長に逆らえず、彼女の指示に従うことしかできません。そんな私たちのやりとりを見ていた同僚たちは同情してくれ、彼らが味方になってくれることだけが唯一の救いでした。
社員旅行の準備を依頼された私
課長の嫌がらせ行為は収まることなく、入社から1カ月が経ったある日のこと。制作課では毎年2泊3日の社員旅行があることを知らされます。
そして「今年は、有名観光地に行きたいんだよね~」と語る課長は、私に宿泊場所の予約や旅行の段取りをすべて担うよう指示。またしてもデザインの仕事をさせてもらえず悔しさが。それでも、「社員全員が旅先でリフレッシュしながら親交を深められる機会」だと考え、いつも助けてくれる同僚たちのためになるのであればと、その役目を引き受けました。
社員旅行当日に最悪な嫌がらせ
迎えた社員旅行当日の朝。なぜか「貸切バスの手配」だけは課長が仕切っており、「当日は一度オフィスに集合してから、バス会社まで向かう」と伝えられていたので、私はいつも通りオフィスへ。しかし集合時間を過ぎても、誰もやってきません。
そのとき私は、オフィス内のホワイトボードに書かれていたメッセージを発見! なんとそこには「新人は留守番で~す by課長」と書かれていたのです。
唖然としていると、同僚たちから「今どこにいるの?」という連絡が届き、私は課長にハメられたのだと理解しました。
それからすぐに課長に電話をかけると、「わざと違う集合場所を伝えたの」「あなたには留守番役という大事な役を任せただけよ」と言い電話を切られてしまいました。
課長には一切悪気がない様子。その後、何度電話をかけ直しても繋がらず、ついに我慢できなくなった私は、心配する同僚たちに事情をすべて伝え、反撃を開始します!
到着した高級旅館で…
それから数時間後。私以外の制作課一行を乗せたバスは、お目当ての観光地に到着。宿泊予定の「B荘」という高級旅館のロビーに入ると、支配人が出迎えました。そして、支配人は課長に「御社の社員の(私)はどこに居りますか?」と尋ねます。
そう、実はB荘の支配人は私の兄なのです。B荘は旅行先の地域のなかでも有数の高級旅館。なかなか予約が取れない宿として知られています。
その宿泊料金は驚くほど高額ですが、今回は家族である私が予約したことで、兄は特別料金を設定してくれました。そして、制作課一行が到着する前に、私から「課長に故意に置いていかれた」と連絡を受けていた兄は課長にあることを告げます。
性悪な課長に下された制裁は?
私がいないなら宿泊料金は正規価格になると告げ、200万円を課長に請求した兄。慌てふためく彼女は「こんな高額払えないわよ!」と激昂します。
そこに、私と社長が到着。社長はオフィスに1人たたずむ私を発見して事情を聞いてくれ、車で旅館まで送ってくれたのです。
上司としてあるまじき所業をおこなった課長に対し、社長は激怒。これまで私にしてきた仕打ちや勤務態度の悪さから課長は厳重な処分を受けることになり、その後退職したのでした。
一方、私は新しくやってきた課長の元で、ようやくデザインの仕事に打ち込めるように。やさしい同僚たちと力を合わせながら、日々精力的に仕事に取り組んでいます。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
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