LPGA賞金総額は過去最高204億円超6億円オーバーの“平場”大会も…【米女子開幕特集】

昨年の賞金ランキング1位に輝いたアタヤ・ティティクル(左)と古江彩佳(撮影:南しずか)

LPGA賞金総額は過去最高204億円超6億円オーバーの“平場”大会も…【米女子開幕特集】

1月24日(金) 5:00

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13人のなでしこたちが参戦する今年の米国女子ツアー(LPGA)。女子ゴルフの最高峰として進化を続けるLPGAは、今年で創立75周年を迎える。非公式2試合を含む全35大会が予定され、賞金総額も過去最高額にパワーアップ。気になる“お金事情”について、改めて整理してみよう。



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賞金総額は1億3100万ドル以上で、日本円にして約204億円超。昨年に続く増加で、ツアー史上最高額を更新した。直近5年間で比較すると、2021年からおよそ90%アップ。わずか4年間で6200万ドルもの大幅な増加となった。

■直近5年の賞金総額
2021年6920万ドル
2022年9390万ドル
2023年1億235万ドル
2024年1億2630万ドル
2025年1億3100万ドル以上

メジャー5大会の賞金総額はまだ発表されていないが、昨年の「全米女子オープン」では史上最高の1200万ドルが設定されるなど、すべてのメジャー大会で賞金額が更新。これを踏まえると、さらなる増額も期待される。

メジャー以外の“平場”と呼ばれる試合では、9大会が賞金アップ。とりわけ注目を集めるのが「FM選手権」で、総額は30万ドル増の410万ドル(約6億4000万円)に達し、400万ドルの大台を突破。平場としては超高額トーナメントへと成長した。

日米共催の「TOTOジャパンクラシック」も10万ドル増額され、総額210万ドル(約3億3000万円)に。国内女子ツアー史上最高額を更新する見込みだ。

ポイントランキング上位者のみが出場できる最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」は、総額1100万ドル(約17億1500万円)、優勝賞金400万ドル(約6億2000万円)のビッグトーナメント。2027年までCMEがタイトルスポンサーを継続することも発表されている。

■賞金が増加する大会(メジャー除く)
ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(150→200万ドル)
HSBC女子世界選手権(180→240万ドル)
ブルーベイLPGA(220→250万ドル)
ダウ選手権(300→330万ドル)
スタンダード・ポートランドクラシック(175→200万ドル)
FM選手権(380→410万ドル)
ビュイックLPGA上海(210→220万ドル)
BMW女子選手権(220→230万ドル)
TOTOジャパンクラシック(200→210万ドル)

昨季の賞金ランキング1位は年間女王に輝いたアタヤ・ティティクル(タイ)で、605万9309ドル(約9億4500万円)を獲得。2007年のロレーナ・オチョア(メキシコ)を上回り、ツアー新記録を樹立した。メジャー1勝を含む7勝を飾ったネリー・コルダ(米国)は439万1930ドル(約6億8500万円)でランキング2位だった。

日本勢のランキング最上位は4位の笹生優花。全米女子オープンを制すなど286万7618ドル(約4億4700万円)を稼いだ。エビアン覇者の古江彩佳は281万1824ドル(約4億3800万円)で6位。なお、トップ100選手の平均収入は初めて100万ドルを突破した。


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