LarmeRが初の全国ツアーを駆け抜ける坂口渚沙「絶対に後悔させませんので、大きなステージに一緒に行きましょう」

LarmeRが東京・Spotify O-EASTで全国ツアーのファイナル公演を開催/(C)Sizuk

LarmeRが初の全国ツアーを駆け抜ける坂口渚沙「絶対に後悔させませんので、大きなステージに一緒に行きましょう」

1月23日(木) 2:16

LarmeRが東京・Spotify O-EASTで全国ツアーのファイナル公演を開催
【写真】坂口渚沙がキュートなパフォーマンスでファンを沸かせる

アイドルグループ・LarmeR(ラルメール)が1月22日、全国ツアー「Roots of LarmeR」のファイナル公演を東京・Spotify O-EASTで開催。全17曲で熱いパフォーマンスを繰り広げ、LarmeR史上最大規模となる会場に詰め掛けたファンを楽しませた。

■“一雫から世界の海へ”を目標に掲げるLarmeR初の全国ツアー

LarmeRは“一雫から世界の海へ”を目標に掲げる、Sizuk Entertainment初のアイドルグループ。坂口渚沙、凪乃瑚々奈、七海花菜、牧野りりさ、水川心愛、みのりの6人で活動している。

2025年7月にLarmeR Regular Act(定期公演)でサプライズ発表され、メンバーが大号泣で喜んだ初の全国ツアー「Roots of LarmeR」。10月に北海道・旭川から始まった今回のツアーは、その名のとおりメンバーやLarmeRのルーツ=原点を巡る“初めての旅”となっており、全国9カ所13公演ではさまざまなことがあった。

そして、初のツアーファイナルとしてLarmeR史上最大規模となる、Spotify O-EASTでのワンマンライブに臨んだ。

■王道アイドルソングなどで会場を盛り上げる

映像付きの「overture」で始まった、この日のライブ。LarmeRのライブのスタートを彩る雫の音や波の音、1年前よりも少し大人になったメンバーの姿が流れ、1曲目はLarmeRのデビュー曲「この雫は、海を越える。」。イントロのピアノから頭のサビに入ると会場は一気にきらめき、イントロでファンのMIX(掛け声)は一気に最高潮に。

2曲目は、歯切れの良いギターカッティングリフが主体となる、LarmeRの自己紹介ソング「Love Live LarmeR!」。七海のあおりで会場のテンションはさらに高まり、そこから疾走感あふれる王道アイドルソング「純情コントラスト」「虹色セブンデイズ」、和風お祭りどんちゃん騒ぎソング「ワッチャッチャ!お祭りサマー!!」を畳み掛ける。

自己紹介などのMCの後は、日本のアイドルとしては珍しい“全編英語歌詞ロック”の「Violet Coral」、初めて“全編英語歌詞”に挑戦したダンスナンバー「Never Ever」、英語、韓国語、フランス語、日本語という4カ国語の歌詞となっている「Crazy night Silver moon」を披露。韓国人の振付師による、妖艶だがキレのあるダンスがフロアを一瞬にしてクラブに変えていく。

その後、“ツアーについてのこと”をテーマにした映像がスタート。「意見を言えるようになった」「みんなでホテルで集まって話して団結力が上がった」「トラブルに対応できた」「地元で1人で歌って感慨深かった」などをメンバーが話し、「この雫は、海を越える。」のピアノアレンジver.へ。ともにツアーを回ってきた大切なアレンジの楽曲を、メンバー6人が叙情的に歌い上げる。

そして、急に「ピンポンパンポーン♪」と音が鳴り、全国ツアーのクイズを実施。全員正解しないと罰ゲームという中で、坂口がライブツアーの写真での問題を間違え、1人5秒ずつのキス顔披露となってしまった。

全国ツアー「Roots of LarmeR」のファイナル公演を行ったLarmeR

■両親からの直筆メッセージで感極まるメンバーたち

企画コーナーが終わり、ライブも後半戦へ突入。「Hello!New World!」「ギュッってしちゃおう!」は、LarmeRの中でも特に“かわいい”ジャンルの楽曲で、特に「ギュッってしちゃおう!」は元HKT48で今もダンスインストラクターやコレオグラファーとして活躍をしている本村碧唯が振り付けを担当。TikTokで3600本以上の動画で使われている、ファン人気の高い楽曲ということもあり、会場のボルテージは最高潮に。

続く「ハマナスの道」は、坂口の出身地である旭川をイメージして作られ、今回の「Roots of LarmeR」のテーマの1つである“ふるさと”を歌った楽曲。坂口は「LarmeRは今日でデビュー1周年を迎えました。前よりも地に足がついた形で活動をできていると思います。皆さんのことを絶対に後悔させませんので、いつか大きなステージに一緒に行きましょう!」と声を上げる。

本編ラストは「Polaris」。北極星を意味するこの曲は“いつでも、どこでも見守ってくれている家族、そしてファン。いつかはLarmeRのメンバーが「Polaris」のように、みんなを照らしたい”という、今回のツアーのテーマソングといえる楽曲。その間奏では、サプライズでメンバーの両親からの直筆メッセージが画面に映し出され、感極まったメンバーは泣きながらの歌唱となった。

■アンコールでは1stアルバムの詳細を発表

アンコール1曲目は、初披露の新曲「Dear Future Light」。デビュー曲を手掛けた俊龍が、1年ぶりにLarmeRへ書き下ろした、いわば“2年目への決意”の楽曲。“今まで「一雫」だった彼女たちが2年目に差し掛かり、「光」となってさらに駆け出していく。不安や焦りもあるけど、みんなで、あなたと、乗り越えていく”といった決意と思いを掲げた楽曲に、会場から全力のコールが送られる。

さらに、4月16日(水)にリリースされる1stアルバム『Une premiere larme』の詳細を発表。イベントや2ショット写メ会の開催にファンも大喜び。そして、ファンからの人気も高く、盛り上がる「Love Live LarmeR!」「純情コントラスト」を歌い、最後は「この雫は、海を越える。」でツアーファイナルを締めくくった。

全国ツアー「Roots of LarmeR」のファイナル公演を行ったLarmeR

■LarmeR 1st LIVE TOUR ~Roots of LarmeR~
◇1月22日(水) ◇東京・Spotify O-EAST

<セットリスト>
M00.overture
M01.この雫は、海を越える。
M02.Love Live LarmeR!
M03.純情コントラスト
M04.虹色セブンデイズ
M05.ワッチャッチャお祭りサマー
M06.Violet Coral
M07.Never Ever
M08.Crazy Night Silver Moon
M09.この雫は、海を越える。 Piano ver.
M10.Hello!New World!
M11.ギュッってしちゃおう!
M12.ハマナスの道
M13.Polaris
EN1.Dear Future Light
EN2.Love Live LarmeR!
EN3.純情コントラスト
EN4.この雫は、海を越える。

※「premiere」の2つ目の「e」はアキュートアクセント付きが正しい表記


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