漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。そんなコスプレも楽しめる日米ポップカルチャーの祭典「東京コミコン2024」が、2024年12月6日~8日に千葉・幕張メッセで開催された。同イベントには、3日間で7万4290人ものポップカルチャーファンが来場。さまざまな映画&アメコミ関連のブース展開に加え、ハリウッド俳優らによるトークステージや写真撮影会、サイン会なども行われ、会場は連日大盛り上がりとなった。
【写真】「スター・ウォーズ」アソーカ・タノのコスプレを披露したLucaさん
WEBザテレビジョンでは、そんな「東京コミコン2024」に取材参加し、各エリアを彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
■「東京コミコン2024」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
■「スター・ウォーズ」パドメ・アミダラ/ジュリパンちゃんさん
パドメ・アミダラは「スター・ウォーズ」の中で一番好きなキャラクターなので、少しでも雰囲気を近づけられるように、細部までこだわりながらウイッグや衣装を制作しました。ウイッグはなるべく軽くなるよう、毛束の中にスポンジや不織布を詰めてボリュームを出しています。衣装はシンプルな生地に柄付きのオーガンジーを重ねて重厚感を出したり、着物の帯に使われている刺繍生地をアクセントにしたりして、豪華に仕上げました。アミダラに扮(ふん)するのは今回で2回目ですが、これからもさまざまなバージョンの衣装を制作して、彼女のコスプレを極めたいです。
■「スター・ウォーズ」アソーカ・タノ/Lucaさん
私はこちらのアソーカ・タノというキャラクターを好きになって、コスプレを始めました。アソーカは2本のライトセーバーを両手に持ち、自由自在に動かしながらの戦いを得意とします。ですので、“実際に動けるアソーカ”を目指して、今も衣装に改良を加えている真っ最中です。また、衣装の造形だけでなく、動画や舞台でより良いパフォーマンスができるよう、彼女の戦い方も研究しています。
今回の一番のこだわりポイントは、レックと呼ばれる頭部の縞模様の装飾です。前述のとおり、舞台などで“動けるアソーカ”を目指しているので、頭が重くならないような素材選びと造形にこだわって。その上で、動いたときにレックが揺れる感じも再現したかったので、試行錯誤をくり返してこちらの形に仕上げました。
この度の「東京コミコン2024」では、大勢の方との出会いがあり、たくさんの改良のヒントも頂くことができました。2025年4月に行われる「スター・ウォーズ セレブレーション」には、バージョンアップしたアソーカのコスプレで臨みたいと思います。
■2025年も大型コスプレイベントが続々開催
大盛況となった「東京コミコン2024」に続き、2025年も「ワンダーフェスティバル2025[冬]」(2月9日[日]、幕張メッセ)や「AnimeJapan 2025」(3月22日[土]~25日[火]、東京ビッグサイト/24日、25日はビジネスデイ)など、コスプレも楽しめる大型イベントは、今後も続々と開催が予定されている。
はたしてこれらのイベントでは、どのような漫画、アニメ、ゲームなどのコスプレに人気が集中するのか?本記事でコスプレに興味を持たれた方は、会場まで足を運び、自身の目で直接確かめてみてはいかがだろう。
◆取材・文=ソムタム田井
【関連記事】
・
【写真】「異世界スーサイド・スクワッド」ハーレイ・クインに扮したSuiさん
・
【写真特集】ハーレイ・クインからパドメ・アミダラ、女体化したナルトまで…「東京コミコン2024」を彩ったコスプレイヤー
・
【写真】「異世界スーサイド・スクワッド」ジョーカーに扮した廣さん
・
【写真】「BLEACH」卯ノ花八千流に扮したLORELEIさん
・
【漫画】非常識な発言に思わずイラっ…コミケで遭遇した“値切り男”に反響「オチでスカッとした」