ミステリーランキング2冠の小説を山田裕貴ら豪華キャスト迎え実写映画化『爆弾』特報、ファーストルック公開

ミステリーランキング2冠の小説を山田裕貴ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『爆弾』/[c]呉勝浩/講談社[c]2025映画『爆弾』製作委員会

ミステリーランキング2冠の小説を山田裕貴ら豪華キャスト迎え実写映画化『爆弾』特報、ファーストルック公開

1月20日(月) 20:00

日本最大級のミステリーランキング「このミステリーがすごい!2023年版」「ミステリが読みたい 2023年版」で堂々1位を獲得した同名ベストセラー小説が、山田裕貴ら豪華キャストを迎えて実写映画化された『爆弾』が2025年に公開されることが決定。このたび超特報映像とファーストルックが解禁された。
【写真を見る】刺激的な書影!原作『爆弾』文庫

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原作となる呉勝浩の「爆弾」は、「これを読まねば“旬”のミステリーは語れない」と評され、背筋が凍るような衝撃的展開の連続で、多くの読者を魅了。現在、その続編となる「法廷占拠 爆弾2」も発売され話題を呼んでいる。

物語の幕開けは、酔った勢いで自販機と店員に暴行を働き、警察に連行された1人の謎の中年男。彼は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告する。秋葉原での爆破を皮切りに、この後一時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた“クイズ”を出し始めるのだった。彼は、一体何者なのか?そして仕掛けられた“爆弾”の正体とは?

爆弾の在りかを探す警察と犯人との取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームと、東京中を駆け巡る爆弾探しがリアルタイムで進行するという、極上のミステリーと超ド級のアクションが織り成す究極のエンタテインメントに仕上がった本作。圧倒的な情報量で人の本質を突きつける“本物の衝撃”がスクリーンで明かされていく。

企画、プロデューサーの岡田翔太は本作について「初めてこの企画を監督に持って行った時、ただ“楽しい”“おもしろい”だけじゃない『本物の映画』を届けたい。そうお伝えしました。脚本作りも苦労し、何度も意見を交わし合いながら準備を積み上げ、撮影も日々高次元な議論をしながら進んでいます。断言しますが、私が1枚の企画書とともに想像していた世界を既に超えています。これは凄い作品になる、そんな予感をひしひしと感じます。ご期待下さい」とコメント。

主演には、『ゴジラ-1.0』(23)や月9ドラマ「君が心をくれたから」の山田。警視庁捜査一課でスズキタゴサクと真っ向から対峙する交渉人、類家役を熱演する。「素晴らしい監督、キャスト、スタッフの皆さんで日々戦っています。あとは自分がこのキャラクターを捕まえられるか。どうか皆様がこんな世の中に真心を持って立ち向かおうと想える希望の作品になりますよう」と意気込みを語っている。共演には、NHK連続テレビ小説「虎に翼」で社会現象を巻き起こした伊藤沙莉が、爆弾捜索に奔走する交番勤務の巡査、倖田役で出演。さらに、スズキタゴサクの過去を追う所轄の刑事、等々力役に『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(公開中)での唯一無二の芝居が記憶に新しい染谷将太、類家の上司として、同じくスズキタゴサクと交渉する清宮役に、数々の映画、ドラマの代表作をもつ渡部篤郎と、超実力派俳優たちが顔を揃える。

監督は、『キャラクター』(21)、『恋は雨上がりのように』(18)、『帝一の國』(17)などで知られる永井聡。繊細な心理描写とスリリングな映像表現で名を馳せる監督が、この緊迫のリアルタイムサスペンスをどう描きだすのだろうか。


今回解禁となった超特報とファーストルックには、解禁した豪華キャストの名前とともに、スズキタゴサクの名前が明記されている。謎の中年男スズキタゴサクは一体何者なのか?いまだかつて見たことのないヴィランの情報解禁にも期待していただきたい!

■<キャスト、スタッフコメント>

●山田裕貴(類家役)

「撮影は始まっています
原作、完璧でした
なんだ、この面白さは…と
この完成形を映画に落とし込み
足りないものはないか、
なにか見落としはないか、
と日々戦っています
性善説、性悪説、語り出したら
キリがないとは思います
環境によって、自分の心の傷によって
人はいくらでも歪んでいく
それを誰かのせいにせず
受け止めて、
乗り越えていけるか…

僕は当て書きかと思うくらい
自分が生きるキャラクターの気持ちに
寄り添ってしまいました
この世を憂い、人を信じすぎ
人に悲しんだ
そして、自分が自分を生きること、
光にも闇にも嘘をつかない
僕が生きるその人は
人から見れば歪んでいるし、強いのかなと

素晴らしい監督、キャスト、スタッフの皆さんで日々戦っています
あとは自分がこのキャラクターを捕まえられるか
どうか皆様がこんな世の中に
真心を持って立ち向かおうと
想える希望の作品になりますよう」

●伊藤沙莉(倖田役)

「読みはじめてからその手が止まらず本当にあっという間に読み進めてしまいました。感情がぐちゃぐちゃになりました。矢吹と倖田のコンビがとても好きだったので、倖田を、演らせていただけることが本当に嬉しいです。そんなこと思っている余裕は本当は全然ないのですが、キャストの皆さんが演じられるすべての役がどうしても楽しみです。私はとにかく頑張ります。私が、すべきことをします」

●染谷将太(等々力役)

「先行き読めぬ、ヒリヒリとした台本を手にした時、心震えました。そして等々力として、素敵なスタッフ、キャストの皆様とこの大事件に参加させてもらえることの嬉しさを胸に、静かに、そして激しく、撮影に入らせていただきました。いつの時代でも、人は悪魔を前にした時、人間の業を考えさせざるを得ないのではないでしょうか?登場人物全員の業が垣間見え、善と悪の欲があぶり出された時、映画館を訪れて頂いた皆さんの業もあぶり出されるかもしれません。この刺激たっぷりで濃厚なエンターテインメント『爆弾』を是非楽しみにして頂けたら幸せです」

●渡部篤郎(清宮役)

「良い作品を作り上げようとする意識が強く感じられる現場であり、緊張感のある日々を過ごす中で心地よい疲労を覚えています。私が演じる清宮は、スズキタゴサクと交渉し対峙する役どころです。キャリアや出自が全く異なる二人の、相容れない空気感を表現できればと思いながら演じています。本作は素晴らしい原作を基にしたものであり、黒澤明監督の『天国と地獄』のような、高尚なエンターテイメント性に特化した稀有な作品です。本物の映画になるのではないかと確信しています。ぜひご期待ください」

●永井聡(監督)

「心の中に、誰しもが抱えている爆弾。例えば過去の消したい記憶、あるいは隠しているが自分の中に潜んでいる悪意、そういう人間の闇を映した映画にしたいと思いました。役者陣がとても素晴らしい演技をしています。原作の重厚感を表現するためこんなにも役者たちと話し合い、掘り下げたのは初めてです。その熱量が伝われば幸いです。何卒」

文/山崎伸子


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