【写真】所ジョージ、世田谷ベースから“手回し式種まき機”などさまざまなアイテムを発掘
所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第429回が1月18日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組で、「いつか使うかもしれない…。」を放送。これまでの放送に引き続き、ガレージの掃除を続けつつ、世田谷ベースにやってきていた俳優・青木崇高を生徒に“ビカビカ”教室が開かれた。
■思い出の詰まったガレージの片付けに精を出す所
前回に続き、片付けに精を出す所。しかしガレージの中には「何かの時に使えるかな」と思えるものや思い出が詰まっているアイテムが多く、片付けは難航している。これまでの放送でも紹介されていた品物のほか、古いオイル缶や昔ながらのビンキャップ、缶切りなどが発掘。「何も全部捨てるわけじゃないんだよ!取っておきゃ良いんだよ!」と笑いながら、整理をするようすが写された。
引き続き工具の棚を整理していると、飛び出したのは包丁。「どこにでも包丁とかナイフとか置いとくんだねこれ」と笑い、所は「手の届くところに必ずこのくらいの包丁あるよね!」と語った。これは世田谷ベースだけでなく自宅でも同様なのだと語りつつ、意識は増築の方向に…。
ともあれ再び意識を片付けに戻すと、最初に比べたら「片付いてきたね!」と上機嫌な所。さらに片づけのさなかに大きく笑い声をあげたのは、工具のおもちゃを発掘したシーンだ。工具を使うことにあこがれた子どもが使うのにうってつけなおもちゃを見せていたのだが、ここで突如「中止です。面倒臭くなっちゃった」と宣言。所の中で予定していた“雑巾がけ”の予定をキャンセルにするという。
そこに、俳優・青木崇高がやってくる。処分するものをまとめた袋を眺めていた青木は、子どもが喜びそうなアイテムが多いため持ち帰ることに。銃のおもちゃなどもあり、所と青木は実際に自分たちで使いながら大はしゃぎするのだった。
■急きょ始まる所ジョージ先生の“ビカビカ”教室
雑巾がけを中止とした所だったが、ガレージ内の整理はその後も続行。やがて取り出されたのは工具箱で、所は「これなんか新しいね。いらない、いらない…なんで新しいといらないんだろう?」と自分なりに判断する基準の謎さを笑う。
工具箱を開けてみた青木が、その中に入っていたハンマーを見て驚いていると所から声がかかった。「一回休憩して、ここやんないで、ビカビカとはどういうことかってのをやろう!」と所の思い付きによって、謎の“ビカビカ教室”が開校する。
所が磨くのは、青木が見つけたハンマー。シンプルながら大振りなヘッドが特徴で、所は220番手の紙やすりで磨いていく。「ホントはさあ、この時代の感じが出てるから(サビや汚れも)欲しがるでしょ!?ところがね、許さない。そんなことは許さない!ウチに来た時点で歴史なんてどうでもいいんだ!」と語りながら、600番手、1200番手、液体研磨剤と手際よくアイテムを変えて“ビカビカ”に磨きあげていく。
昔の物を未来に持っていきたいという所の想いもあり、“ビカビカ”となったハンマー。サビや汚れが積もっていた読めなくなっていた文字部分もスッキリ浮き上がり、表面は鉄本来の鈍い輝きを取り戻した状態だ。
「もう青光りだよ!宝石だよ!」とキレイになったハンマーを青木に渡した所は、ヤスリなどもセットで持ち帰って自宅で続きの研磨をやるように勧める。すっかり“ビカビカ”のトリコになったようすの青木は「やります!」と即答。所が磨き終えたハンマーをさまざまな角度から、うっとりした眼差しで眺め続けるのだった。
■磨き上げた“ビカビカ”ハンマーの美しい輝き
膨大なアイテムがそろっているだけに、片付けるのも一苦労な世田谷ベース。それでもある程度片付いたことで、青木の登場で“ビカビカ”教室がスタートすることに。古いハンマーを研磨して“ビカビカ”にする姿はなるほど手慣れた手順で、あっという間に鉄の鈍い輝きが取り戻されていた。
「古い良い物を未来に持っていきたい」という思想は何度も語られる世田谷ベースの根幹でもある。サビや汚れは時の流れを映すサインでもあるのだが、道具本来の形で“未来に持っていく”には不要。観賞用として置いておくものとは違い、実用性のある道具についてはしっかり手入れをするのが所流といったところか。
所が好きなことを好きに語り、好きに展開していく「所さんの世田谷ベース」。次回は1月25日(土)にBSフジにて放送される。また、今回紹介した「いつか使うかもしれない…。」はTVerおよびFODで視聴可能だ。
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