【漫画】下半身がヘビの女性を町に入れるためのアドバイスが思わぬ方向に進み、「残念なラミアがあらわれた!」と話題に
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『比率は変えられないアレ』を紹介する。『ショートショート集1 オザまん』などで知られる作者のジョン尾崎さんが、12月18日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1.7万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ジョン尾崎さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■魔物の女性を仲間にしようと考えた少年のある提案
下半身がヘビ、上半身が人間の女性が剣と盾を持つ少年と向かい合っている。しかし少年は魔物と敵対したいわけではないようで、仲間になるように勧誘したようだ。「アタシを仲間に?」「フフフ、おかしな坊やね…けれど魔物じゃ町に入れないわよ?」と笑いかける魔物。
そんな魔物に、少年はある提案をする。下半身を人間のようにすれば問題ないのではという少年に、魔物は「なるほど、任せてちょうだい」と納得。しかし魔物が変身した姿はヘビと人間の比率がどうしても変わらないらしく…。
この漫画を読んだ人たちからは、「せめて脚閉じて」「違う、そうじゃない」「来年なら映えますよ」「残念なラミアがあらわれた!」「これが『黄金比』かあ」など、多くのコメントが寄せられている。
■変えられない変身比率によって生み出されるシュールな姿
――『比率は変えられないアレ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ファンタジーで割とある人魚と反対の魚人みたいに、ほかの動物と人間が混ざっている生物も比率が変わると面白いなと思いました。「ケンタウロスの余った部分」というのも流行りましたが、やっぱりみんな同じことを考えるんだなと嬉しくなりましたね
――本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
いわゆる亜人系といわれる、人間と動物の要素が混ざり合ったキャラクターを描くのがとても好きで蛇のお姉さんを見てほしい作品なので、お姉さんを愛でていただけると幸いです!個人的には、町に入るところの不服そうな顔がお気に入りです!
――魔物は人間と対立しているイメージがありますが、この魔物は人間に友好的なのでしょうか?
そうですね、主人公が変わっていると表現されてたり、町人が逃げているように、一般的には敵対していそうです。人間側も、魔物を仲間にする変わり者であったように、お姉さんも人間が嫌いじゃない変わり者なんでしょう。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
いわゆる逆張り、メタ表現、みたいなところからが多いですね。漫画やアニメが好きで、たくさん読んでいてパターンを把握してるのでこのパターンよくみるな~逆だったら面白いか…?みたいな感じです。
――もし実際にこの世に魔物が存在していたら、ジョン尾崎さんはどんな魔物に会ってみたいですか?
大きい犬などのフワフワ系もいいですが、やっぱりせっかく会うなら現実に居る生き物を大きくしたものより明らかに存在しないものに会ってみたいですね、スライム、ドラゴン、トレントとか、面白そうです。
――今後の展望や目標をお教えください。
もっと多くの人に届いて、手軽に面白いなと思ってもらえる作品を作っていきたいなと思っています。2025年は他のパターンにも手を出したいなと思っているので楽しく創作していきたいと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも読んでいただいてありがとうございます!皆さんの1いいねが僕の活力になっています。リプと引用はすべて読んでなるべく返信するようにしていますので、気軽に送っていただけたら嬉しいです!皆様のスマホやモニターに笑顔が映りますように、これからもよろしくおねがいいたします。
【関連記事】
・
【漫画】下半身がヘビの魔物を仲間にし、町に入るための方法を探る話
・
【漫画】営業終了後の博物館で恐竜の化石が動き出す…警備員との心温まるやりとりに「とてもよい異文化交流」「稀に見る完璧ブッ刺さり作品」の声
・
【漫画】吹奏楽部の定期演奏会で毎年女装をしていた男子高校生の実話に「ほっこりするエピソード」「男子校の逸材」の声
・
【漫画】社畜女子、カラシニコフの魅力に逆らえず…エアガン沼に肩まで引きずり込まれた話に「リアルウッドならしゃーない」
・
【漫画】“間違って入ってたよ”クラスメイトの女の子から渡されたラブレターに困惑する女子…戸惑いながらも抱きしめる姿に「尊くて素敵」の声