■これまでのあらすじ
小学校でいじめを受け、その時に母に頼れなかった経験から、母との関係を長くこじらせてしまったくら。社会人になってひとり暮らしを始めたこと、妊娠・出産を経験したことから母との関係に光が見えてくる。しかし、自分が育児をすることになっても「母にされて嫌だったこと」は記憶から消えず、息子にはそんな思いはさせないと心に誓うのだった。だが現実は、食べ物を投げた息子に怒鳴ってしまったり、夫と会話中に息子が話をさえぎろうすることにどう対応するか迷ってしまったりで…。
■息子にイライラしても…
■意見を聞いて存在を無視しない
これは息子がめちゃくちゃ優しい性格だというのも大いに関係してくるので一概には言えないのですが、息子は最初は行きたくないって言っていても、お話しして息子のやりたいことにリンクさせた提案をすると、だいたい気持ちよくついて来てくれます。
昔私が、頭では「親について行くしかない」ってわかっていたのに悲しかったり反発していたのは、これだったんじゃないかなと今は思います。
こちらの意見を聞いてくれず、頭ごなしに「こうしなさい!」って言われて、まるで存在を無視されている、または軽視されていると感じて悲しかったのかな…と。
もちろん、ただの外出と引っ越しはまた重みが違いますし、6年生で引っ越しなんて普通に嫌ですけどね…。
■姉との関係は…?
番外編。姉との関係についてです。
姉とはむしろ大人になってからのが仲が良いです。
私は親戚の集まりや知らない人と話すことがすごく苦手で、考えすぎてしまって親しくない人と話すことがストレスなのですが、姉はとても社交的で、初対面の人と話すことや親戚の集まりなどがまったく苦にならないようで…。
そういうところは本当にすごいなって尊敬できるし、一緒にいるとそういったコミュニケーションを取ってくれるし、結婚式のお呼ばれの時や入学式などで必要なちゃんとした服も借りられるし、すごく便利で…(笑)
年も近い先輩ママでもあるし、いろいろアドバイスをもらえるし、友だちとはまた違った近さで話せるので、貴重な存在です。
子どもの時はお下がりも2番手も嫌でしたが、今ではありがたくて仕方ありません!
以上で、私の反抗期と家族のお話はおしまいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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(くら)
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