2025年4月13日(日)に開幕する大阪・関西万博。さまざまな海外パビリオンが集まるなか、2024年12月にイタリアからロンバルディア州の参加が発表された。
【写真】2024年12月時点で60~70%が完成。あまりの速さに報道陣から関心が集められた
今回の参加について、2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使は以下のようにコメントした。
「ロンバルディア州もイタリアパビリオンの主役になることを、心から喜んでいます。大阪・関西万博でのイタリアの地方の大規模な参加は、ロンバルディア州も加わって20地方のうち18地方が確認されている記録的なものです。これはイタリア経済の戦略的目標である、“アジア市場を獲得すること”にイタリアの国家システムが決意をもって取り組んでいることを示しています。
ロンバルディア州が加わることは、大阪・関西万博というグローバルな舞台で私たちの国を最高のかたちで代表し、イノベーションや研究など多くの優れた点を宣伝することに、大きな貢献をしてくれると確信しています。2025年4月からは新たなコラボレーションを増やし、将来に向けて重要度の高い関係を強化するための貴重な期間になるでしょう」
なお、イタリアパビリオンは2024年12月時点で60~70%の作業が完了。すべてが木造製の、国内最大級の複合施設だ。
建築家のマリオ・クチネッラさんが考案したイタリアパビリオンは、イタリアの歴史を象徴する3つの大きな要素を備えており、「来場者を歓迎する劇場」「人と人が出会う場所としての大きな広場」「その2つの文化の融合を象徴する見通しの良い庭園」がポイント。「知識の大きな格納庫」のようなパビリオンになっているそうだ。
イタリアパビリオンについて、マリオ・バッターニ大使は「本パビリオンは、生活の質を高め、持続可能性を促進することを目的としたものであり、それは今回の万博がテーマとして掲げる『未来社会のデザイン』そのものです。さまざまな分野においてイタリアの卓越性をアピールするまたとない好機。私たちが何を披露するか、決定は2025年4月を予定しています」と説明した。
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