ジャンルを超えて創作を行う日本画家の四宮義俊が手掛ける長編アニメーション作品『花緑青が明ける日に』の特報が公開、キャスト情報も発表された。
主演を担当するのは実力派若手俳優である萩原利久と古川琴音の二人で、それぞれキャストコメントを発表し、アニメ声優初挑戦への意気込みを語った。
四宮義俊は、日本画をベースに絵画や映像などを制作するマルチクリエイター。『言の葉の庭』のポスターアートをはじめ、『君の名は。』の回想シーンのパート演出、また『この世界の片隅に』では劇中の水彩画を担当するなど、名だたる長編アニメ作品でその映像の一端を担う。
また、監督・キャラデザ・作画監督・美術監督など、映像のほとんどを担当した「ポカリスエット」のアニメCM『TVC POCARI SWEAT - Bintang SMA』はYouTube上で1500万回以上の再生数を誇るなど、その影響力は世界にまで拡大しつつある。
そんな実力派クリエイターの四宮義俊が自身のオリジナル脚本で描く初の長編アニメーション監督作として注目されていた『A NEW DAWN』の邦題が『花緑青が明ける日に』と発表されるとともに、追加情報が続々と公開された。
まず公開されたのはティザービジュアルと特報映像。ティザービジュアルでは、メインキャラクターの二人が再会するシーンが印象的に描かれており、部屋の内装やインテリアの様子、窓から射している青白い光などは、『言の葉の庭』などで背景美術を手がけた四宮義俊らしい細やかさが印象的だ。
同時に公開された特報映像では、幻の花火と呼ばれる<シュハリ>について語る敬太郎の真剣な横顔や、その秘密を握る青い顔料「花緑青(はなろくしょう)」の存在に気が付くカオルの様子が丁寧に切り取られている。後半になると、月光が射し込む夜の海のなかを泳ぐカオルの姿が圧倒的な映像美で描かれており、これまでの四宮義俊の歩みとともに期待感の高まる特報映像となっている。
この特報映像において、メインキャラクターの二人の声を当てているのが実力派若手俳優である萩原利久と古川琴音の二人だ。二人のコメントも発表され、最初のアフレコで苦戦したことや、日本画家出身の四宮義俊がアニメで花火を描くことへの期待など、それぞれ映画に対する思いを語ってくれた。
日仏共同で製作され、2025年に公開が予定されている『花緑青が明ける日に』。MVやCMなど、これまで短尺の映像作品で観る者を感動させてきた四宮義俊が手掛ける初の長編アニメーションがどういった内容になるのか、続報が待ちきれない。
>>>キャスト二人がアフレコに挑戦する姿や場面カットをみる(画像9点)
(C)A NEW DAWN Film Partners
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