『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
1月9日(木) 9:00
1月17日(金) に公開される映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より、アクションメイキング映像が公開された。
本作は、香港映画界を代表するスターであるルイス・クー、サモ・ハン、アーロン・クォック、リッチー・レンらに加え、テレンス・ラウ、フィリップ・ンら若手俳優陣が参加したアクション映画。香港では、広東語映画として歴代No.1の動員数を記録し社会現象に。また、製作費の6分の1とも言われる5,000万香港ドル(日本円=約9億円)をかけて、舞台となる九龍城砦のセットを制作したことも話題となっている。
公開されたのは、『るろうに剣心』などで知られるアクション監督・谷垣健治によるアクションシーンのメイキング映像。映し出されるのは、九龍城砦を取り締まるロンギュンフォン(ルイス・クー)が、突如迷い込んできたチャン・ロッグワン(レイモンド・ラム)を彼のアジトである理髪店で打ちのめすシーン。ロンギュンフォンがタバコを投げてキャッチするまでのものの数秒で、チャン・ロッグワンが店の床に叩きつけられているという、彼の強さとスピードを表すシーンだ。
初日に撮影されたこのシーンについて監督のソイ・チェンは「香港の漫画っぽい作品にしたかった。ある程度リアルなアクションに漫画的な動作を多く取り入れた」と言い、アクション監督の谷垣はかなり試行錯誤を重ねたという。タバコを投げるシーンは監督・キャスト含めて、チャン・ロッグワンが鉄柵にぶつかるシーンの回転は、アクションチームのアイディアに谷垣がさらに工夫を凝らす、というように皆で名シーンを生み出した。
さらに、ベテランチームは伝統的な武術を扱い80年代、90年代のアクション映画を思わせる一方で、若手チームは刀・ナイフといった武器やバイク、パルクールといった特定の武術にとらわれない要素を取り入れたことで、アクション全体がイキイキしているという。ルイス・クーは「アクションに不慣れなキャストが多く、特訓するのは大変だった。幾晩も撮影して完成したシーンは1分。でも、苦労したからこそいいシーンになる」と撮影の凄まじさを語る。
チャン・ロッグワン役のレイモンド・ラム、ソンヤッ役のテレンス・ラウなどはアクションに不慣れだったため、苦労したそう。特にテレンスはナイフの使い手の役だが、メイキングでは何度も手からナイフを落とす様子が収められている。
また、レイモンドは「今回のアクションはフルコンタクトだった。健治さんの要求水準はとても高いんだ。武術に詳しい人が見てもリアルな動きだと感じてもらいたかった」と語る。
そして、谷垣は「ルイス・クーもサモ・ハンも全力を出していた。どんな俳優でも同じ、全力を出したかどうかでアクションが決まる。最高に美しいと思うよ」と自信をのぞかせた。
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』メイキング映像:アクション編
<作品情報>
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
1月17日(金) 公開
公式HP:
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