子どもと2人での長時間移動。さらに妊娠中の身で荷物が多いとなると、だいぶハードルが高そうです。今回は、帰省中に高校生カップルに助けてもらったという30代女性のエピソードを紹介します。
年少の娘と列車を乗り継ぎながら里帰りすることに
(※写真はイメージです)
2年ほど前のことですが、第2子の妊娠中に早めの里帰りをすることになりました。
幼稚園年少の娘を連れて、新幹線と在来線を乗り継いでの帰省。夫は仕事があるので付き添いできず、不安はありましたが……。
新幹線のホームから在来線のホームまでは階段の登り降りがあるのですが、年少の娘もイヤイヤ期がまだ終わっておらず、さらに移動の疲れからか少し不機嫌で……。
加えて、エレベーターよりも階段が好きな時期で、階段を駆け降りたり駆け上ったりを繰り返し始め、「危ないから」と止めても言うことをききません。
階段前で止まっていると、高校生カップルが声をかけてくれて……
(※写真はイメージです)
キャリーバッグを片手に持ちながら、娘と手をつないで階段を降りるわけにもいかず、私が「エレベーターで行こう」と娘を説得している時でした。
高校生の女の子が駆け寄ってきて「良かったら、私一緒に行きましょうか?」と声をかけてくださり、私の代わりに娘と手をつなぎ階段を降りてくれることに。
さらに一緒にいた男の子は、私のキャリーバッグを持ってくれて、在来線のホーム手前の改札口まで一緒に来てくれました。
娘も嬉しかったようで機嫌も治り、実家までルンルンで帰ってくれて、とても助かりました。
マタニティマークを見て手伝ってくれた、高校生カップルにお礼を伝えたい
(※写真はイメージです)
その時は冬場で服を着こんでいたのと、早めの里帰りだったので正直妊婦だと分かりにくかったのですが、マタニティマークが見えて声をかけてくれたそうです。
いま考えてみると、当時はコロナ禍だったこともあり、もしかしたら声をかけることもとても勇気のいることだったかもしれません。
妊娠中や子育て時期など、制服を着た学生さんに助けていただくことが何度かありましたが、その中でも印象深いエピソードです。
あの時は本当に助かりました。どうもありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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