イ・セオンインタビュー/（C）2023 The Great Show・PONY CANYON

人気韓国俳優イ・セオン「常に最善を尽くすタイプなのでバイトも頑張った」韓国ドラマ『社長ドル・マート』インタビュー

12月19日(木) 3:00

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【写真13枚】スタイル良すぎ！イ・セオン全身ショット

2021年韓国のBLドラマ『ひかり男子高生徒会』で主演を務め、可愛らしい顔立ちで人気を集めたイ・セオン。
そんな彼が2023年、メインキャストを務めたドラマ『社長ドル・マート』がいよいよ2024年12月4日にレンタル開始、2024年12月18日にはDVD BOXが発売されます！
サンウ役を演じたイ・セオン

■『社長ドル・マート』あらすじ

ある出来事がきっかけで解散してしまったアイドルグループ“サンダーボーイズ”。

元リーダーのチェ・ホラン（イ・シニョン）は、ある日、練習生時代の思い出の地である“ポラムマート”が火事になりかけるのを発見し、消火する。

その後、警察署に呼び出され、元メンバーのシン・テホ（シウミン）と5年ぶりの再会を果たす。そこで、警察官からサンダーボーイズのメンバーがポラムマートのオーナーになっていると知らされる。ホランは離れ離れになっていた元メンバーのチョ・イジュン（チェ・ヒョンウォン）、ウン・ヨンミン（チェ・ウォンミョン）、ユン・サンウ（イ・セオン）を呼び寄せる。

だが、マートは経営難で、メンバー内でもマートを経営するか売却するか意見が対立し…。

■イ・セオンが演じるサンウって？

“サンダーボーイズ”の元ボーカル、ユン・サンウ。
ポラムマートでは飲料と配達担当イメージカラーは黄色。
グループを解散してからは、バリ島にいた。メンバー最年少でありながら落ち着いていて、マートで働いた経験があり、ポラムマート経営に賛成する。アイドルとして舞台に立つことに未練が残っている。
末っ子のサンウは可愛らしい雰囲気

■イ・セオンプロフィール

1995年11月27日生まれ。
2017年、韓国のオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2に参加。その後、2018年『ブロマンス探偵団～君は最高のパートナー』で俳優デビュー。2021年にはドラマ『ひかり男子高生徒会』で主演を務め、日本でも注目を浴びる。

■イ・セオンインタビュー
『社長ドル・マート』で年上メンバーを慕う末っ子、サンウを演じたイ・セオン。
末っ子を演じるための役作りや、ギターのシーンの裏話などをうかがいました！
（インタビュー日：2023年9月）
ニット素材の服がよく似合うイ・セオン

―『社長ドル・マート』出演が決まった時の心境をお聞かせください。

僕は以前、ドラマ『ひかり男子高生徒会』という作品で監督の作品に出演したことがあったので、今回はより期待しましたし、とても嬉しかったです。

―どんな部分を期待しましたか？

監督はとても素晴らしい演出をされる方なので、もう一度ご一緒できるということにすごく感謝しました。

―演じたキャラクターの魅力と、キャラクターを演じる上で特に意識した部分があれば教えてください。

サンダーボーイズというアイドルグループの末っ子で、メンバーの中で一番若いですが、思慮深く兄さんたちよりも大人っぽい部分があるので、そういう部分が魅力的です。一方、末っ子らしい面もたくさんあり、それも魅力だといえます。また、歌やギター演奏、ダンスなど、多方面で才能のあるキャラクターです。

―演技するときに意識した部分があれば教えてください。

ギターを弾くことは想定外でしたが、劇中でギターを弾かなければならない状況になり、急いでギターを猛練習しました。あと、末っ子らしさを見せるために工夫をしました。

―ヘアスタイルがすごく可愛らしくて、末っ子らしい雰囲気だったと思います。

可愛らしく見せたくてくるくるヘアーにしました。

―役柄と自分が似ていると思う点、違う点はどこですか？

今は違うかもしれませんが、もう少し若い時は年に比べて大人っぽく見えると周りからよく言われたので、そういう部分が少し似ていると思います。（違う点は）サンウはトラウマのせいで韓国を離れ、長い間バリ島に滞在後、また韓国に戻ってきますが、僕は立ち向かうタイプだと思います。
可愛らしいイメージがピッタリのイ・セオン

―本作の中で、個人的に推しているキャラクター、あるいは演技してみたいキャラクターは誰ですか？理由は？

ヨンミンを演じてみたいです。今回のドラマでヨンミンはロマンチックガイとして登場しますが、僕もラブストーリーを撮影したいからです。あと、彼は忠清道(チュンチョンド)の方言を使いますが、僕も練習すれば方言を上手く話せるんじゃないかと思うので、方言を話す役に挑戦してみたいなと思います。

―共演者に対してすごいと感じた部分はどんな点でしょうか？

皆さん、センスがいいと思います。気温が下がりとても寒かったのにも関わらず、みんな明るく笑いながら臨機応変に対応して撮影に臨んでいて素晴らしいなと思いました。
座った姿も素敵なイ・セオン

―本作の中で、個人的に一番気に入ったシーンを教えてください。

本当にウソじゃなくて話ごとに全部一つずつはあると思います。その中でも一番よかったシーンは傘寿のお祝いのシーンです。本当にたくさんの俳優の方々が一堂に会する場面で、僕がそこで勇気を出してギター演奏をするんです。そして、傘寿のお祝いをきっかけにサンダーボーイズの仲がより深まるので、このシーンがお気に入りです。
イ・セオンが選ぶお気に入りシーン

―記憶に残るセリフは？

第2話で僕がホランさんに対し、「兄さんが常にすべてを背負わなくていい。ちょっと隠れてもいいし、休んでもいい」と言う場面がありますが、そのセリフが記憶に残っています。誰もが心の片隅に置いたまま話せないことも多いし、苦しんでいることも、一人で戦々恐々とすることも多い気がします。僕にもそういう時があるので、このセリフがとても力になると思って選びました。

―もし自分なら、ポラムマートを売りましたか？それとも経営して社長になりますか？その理由も教えてください。

どちらか一つだけを選ばなければなりませんか？途中で売るのはだめですか？
やってみてダメなら売ることにします。なぜなら、一度やってみないとわからないし、やったことがないから怖がらずに挑戦できる気がするからです。やってみたら大変なこともわかると思いますが、わからないので一度やってみようと思います。
短髪もよく似合うイ・セオン

―マートのバイトはしたことがありますか？今までやってみたアルバイトはどんなものがありますか？

僕は焼肉店やチキン店でバイトしたり、フィッティングモデルをしたり、友達とお小遣い稼ぎのために週末にホテルでバイトした記憶があります。あと、バイトの時、偉いと褒められてお客さんがお小遣いをくれた記憶もあります。すごく昔だけど…。でも、社長が可愛がってくれたのははっきり覚えてます。常に最善を尽くすタイプなのでバイトもとても頑張った記憶があります。

―これから挑戦してみたいキャラクターと、その理由は？

まだやってないジャンルも多いですが、その中でも挑戦してみたいのは時代劇です。
やったことがないですし、子どもの頃、テレビで両親と時代劇をたくさん見て楽しかった記憶があるので、時代劇の役を一度演じてみたいです。

―もしかして王子役でしょうか？

いや、そういう役ではなく、悲運の主人公のような。上の階級の人ではなく、どこか影のある下の階級の役でロマンのあるキャラクターをやってみたいです。より様々な困難に直面するキャラクターをやってみたいです。
髪型が変わるとよりカッコいい雰囲気に。

―最近、趣味やハマっていることがあれば教えてください。

今まであまり体を鍛えてなかったのですが、最近はとても楽しく、夢中になって鍛えています。

―美術、歌、スポーツなど多方面に才能があるそうですね。

僕は器用なタイプだと思います。何かがものすごく優れてるというわけではないですが、大体のことはできるのかなと。だからちょっと飽きっぽい性格でもあります。様々なことを少しずつできるタイプで、絵が描きたくなったら絵を描いたり、歌いたい時は友達とカラオケボックスに行ったりしますね。
立ち姿がカッコいいイ・セオン