この漫画は書籍『子どもが欲しいかわかりません』(著:大町テラス)の内容から一部を掲載しています(全14話)。
■これまでのあらすじ
一人で悩まずに、二人で話し合って解決していこうということになり、ファイナンシャルプランナーにお金の相談をしてみることにしたカナコたち。将来のライフプランが具体的に定まっていないカナコとリョウは、どう進めていくべきかがわからず、うまく希望を伝えられずにいました。しかし、ファイナンシャルプランナーはそんな二人の状況に親身になって相談に乗り、将来を見つめ直す良いきっかけをくれたのです。リョウはこの過程で、自分で決めることの難しさに気づきました。これまでは、何となくカナコがリードしてくれればいいと頼っていたリョウでしたが、相談をきっかけに、カナコと「一緒に子どもを育てたい」という気持ちが明確になり、その思いをカナコに伝えることができたのでした。これを機に、二人は子どものことを前向きに考え始めるのでした。
長いこと付き合っている彼がいるハルミに、「子ども欲しくないの?」と尋ねたカナコ。
するとハルミは「子どもは来世でいい」と答え、今の彼との生活に「子ども」というピースはハマらないと話しました。
厳しい家庭で育ったハルミは、親への感謝を抱きつつも、もし自分が子育てをしたら、両親と同じように厳しく接してしまうのではないかという不安を感じていたのです。
一方、カナコもまた、似たような不安を抱えていました。多忙な両親に代わり祖母宅で過ごすことが多かった幼少期の経験から、もし自分が子どもを持ったら、同じように寂しい思いをさせてしまうのではないかと心配していたのでした。
『子どもが欲しいかわかりません』
著:大町テラス(KADOKAWA)
「子どもが欲しいかわかりません」はこちら
主人公・青木カナコは、30代後半に差し掛かり、ライフステージが変わっていく友人たちに戸惑っていました。いつか自分にも訪れると思っていた妊娠と出産ですが、これまで「子どもが欲しい」と思ったことがなかったのです。母親になることへの不安やキャリアとの両立に葛藤しながら、カナコが出した答えは…
(ウーマンエキサイト編集部)
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