12月12日(木) 20:00
結論からいえば、破れたお札は条件を満たせば交換できます。日本銀行法施行規則によると、破損したお札の交換基準は以下のとおりです。
●お札の表裏両面があり、全体の3分の2以上が残っている場合(額面全額で交換可能)
●お札の表裏両面があり、全体の5分の2以上3分の2未満が残っている場合(額面の半額で交換可能)
●お札の残りが全体の5分の2未満の場合(交換不可)
つまり、1万円札の端が少し破れた程度であれば、全額で交換できる可能性が高いです。ただし、お札が真っ二つに切れてしまったり、大きく欠損している場合は注意が必要です。
交換の際は、破れたお札をできるだけ元の形に近づけることが重要です。破れた部分を貼り合わせたり、欠けた部分があればそれも一緒に持参しましょう。これにより、交換可能な面積として認められる可能性が高くなります。
破れたお札を新しいものに交換するには、日本銀行本支店や都市銀行・地方銀行など金融機関窓口へ持参します。
日本銀行での交換が最も確実ですが、破損の程度が軽い場合は一般の金融機関でも対応してくれることがあります。ただし、すべての金融機関が対応しているわけではないので、事前に確認することをおすすめします。
交換の手続き方法は以下のとおりです。
破損の程度が軽い場合は、その場で新しいお札と交換してもらえることがあります。一方、破損が著しい場合や鑑定が必要な場合は、一旦預かりとなり、後日口座に入金される形になることがあります。
破れたお札を扱う際は、以下の点に注意しましょう。
●セロハンテープなどで補強して使用しない
●破れたお札を許可なく店舗で使用しない
●大きなダメージを受けたお札は交換する
軽度な破損の場合、コンビニやスーパーなどでそのまま使用できることがあります。例えば、欠けた部分がなく、お札の端が少しだけ破れている程度であれば、多くの場合は問題なく使用できます。ただし、トラブルを避けるため、使用する前に店員に確認しましょう。
一方、テープで補強したお札を自動販売機やATMで使用すると、エラーや故障の原因になることがあるため、使用は避けましょう。また、大きく破損したお札は無理に使わず、早めに金融機関で交換手続きを行うことをおすすめします。
破れたお札は、日本銀行法施行規則に基づき、条件を満たせば交換可能です。お札の状態を確認し、破損度合いによって交換金額が変わることを覚えておきましょう。また、交換手続きをスムーズに行うため、破損したお札は適切に処理・保管しておきましょう。
また、破損の程度によっては店舗でそのまま使用できるケースもありますが、トラブルを避けるためにも使用する前に店舗のスタッフに相談するなど、慎重な対応を心がけましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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