【写真】ずっと距離が近くどこか触れ合っている本島純政と上村謙信の2ショット写真全9枚
本島純政と上村謙信(ONE N' ONLY)がW主演を務める「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」(毎週月曜深夜1:35-2:05、読売テレビ)が放送中。他人に無関心な優等生・水無瀬仁(本島)と破天荒なクラスの問題児・蛭川晴喜(上村)という正反対の2人の距離が回を重ねるごとに縮まり、ドキドキと胸キュンの展開が視聴者の胸を高鳴らせている。
今回、WEBザテレビジョンでは本島と上村にインタビューを実施。役を演じる上でそれぞれ意識していることや、「壁が何もない」(本島)「めちゃくちゃ仲がいい」(上村)と語る2人の関係性について語ってもらった。
■キスシーンに関してあまり2人で話すことはないんです
――2話の衝撃のキスシーンをはじめ、もどかしくも初々しい展開が反響を集めている本作。役作りで大切にしていることは何ですか?
本島:水無瀬は“母親”“友達”“蛭川”という大きく分けて3組の人物たちと関わっていくのですが、それぞれのシーンで彼の異なる面を見せたいと思っています。母親に対しては“いい子”である自分を作っていて、友達の前では一線を引きつつフランクな感じ。蛭川といるときは友達に見せる顔とはまた違う、もっと水無瀬の本質的なキャラクターを出そうと意識しています。水無瀬は蛭川に対する気持ちが「好き」かどうか自分でもよく分からないのですが、その“もやっとした感情”も大切にしていきたいと思います。
上村:蛭川を演じる際は“今、この相手に対してどう思っているのか”というのをすごく考えています。水無瀬に対するその時々の感情は、もちろんこのドラマで大事になってきますし、担任の先生や友達に対しての感情の矢印の濃さなども考えながら演じています。また蛭川は、純粋で一つ一つの言葉や仕草、想いに力がある強い人柄だと思っていて、変に“やってやろう”とスイッチを入れなくてもその行動やセリフ自体にすごく意味があると思うんです。例えば、必要ならセリフの間を溜めていいと思うし、いろいろ想像をしながら蛭川というキャラクターを作り上げています。すごく難しいですが、監督からOKをいただいた時はすごく嬉しいです。
――現場では、監督やスタッフの皆さんとディスカッションをすることも多いそうですね。
本島:シーンをバラバラに撮ることも結構あって、物語の流れを整理しながら撮影することが求められる現場です。自分の中でごちゃごちゃになってしまったときは、監督とお話して「水無瀬と蛭川の関係値はこうなったから今の水無瀬はこれくらいやってもいいんじゃない?」とか、そういう確認をじっくりさせていただけるのは自分の中の安心と自信につながっています。そのディスカッションがあることで、落ち着いてお芝居ができるなって思います。
上村:素晴らしい脚本はもちろんですが、そういったディスカッションも含めた演出面がすごく信頼できる現場なんです。僕も監督やスタッフの皆さんとよく蛭川の心情について話しますし、そんな風に相談しながら作っていけるのは心強いなと思います。
――水無瀬と蛭川のキスシーンなど、絡みの芝居前はお2人で話し合ったりもするのですか?
本島:いえ、そこに関してはあまり話さないんです。それよりは、お互いのその場の感情を大切にするというか…。
上村:そうだね。水無瀬と蛭川、それぞれの感情を作った上で自然にやっている感じだと思います。知り過ぎるとフレッシュにできないというのもありますし。なので、監督が純政くんに『こういう感じで』とか演出をつけているとき僕はあえてあまり聞かないようにしています。その方がより新鮮に挑めるのかなと思います。
――新鮮なリアクションを大事にしたいということですね。
上村:はい。やっぱりそういうシーンは相手の芝居に対しての“受け”が重要になってくると思うので、そのスタンスは意識しているかもしれないです。
■正式な台本が上がったその日に今度は2人でカラオケ店に行って読み合わせをしました
――演じる上で苦労している点や、準備したことがあれば教えてください。
本島:水無瀬と僕の性格は結構違っていて、僕自身は結構はしゃぎがちな性格なんです。なので、今回落ち着いたキャラクターを演じるにあたって、普段から割と落ち着くようにしたというのはちょっと頑張りました(笑)。ただ、落ち着き過ぎないようにもしたいと思っていて。「クールな役だけど完全に無関心ではない」ということをどう表現するか試行錯誤しました。シーンごとにちゃんと意味を持って演じたいと思っています。
上村:蛭川はタバコのシーンですね。僕は普段吸わないので、事前にYouTubeで“タバコ 吸い方 カッコいい”とか検索して予習しました。
本島:かわいい!(笑)
上村:監督とも現場で「こうかな?こうかな?」って話し合いました。現場では撮影用のタバコを用意していただいて、初めてそれを吸ったときはめちゃくちゃムセました。なんとか吸い慣れている感じが出ていたらいいんですけど(笑)。
――あと蛭川は映画好きで、ノートによく絵コンテを描いています。そのシーンはいかがですか?
上村:あー、僕は本当に絵心がなくて(笑)。ワンエン(ONE N' ONLY)のKENSHINは“画伯”なので、いつもみんなにイジられるんです。だから蛭川がうらやましいですね。絵が描けるってすごいって思っていながら、本番はもう上手い人風にシャッ、シャッ…って。役になり切っています(笑)。
――ここからは、お2人の関係性について聞かせてください。先ほどからとても和やかな雰囲気ですが、どんなきっかけで仲が深まったのですか?
本島:台本の読み合わせの後に2人とも予定が空いていて、その流れで韓国料理を食べに行ったんです。読み合わせで感じたことも話したかったし、僕から「韓国料理屋に食べに行こう」って誘って。
上村:あれは何で韓国料理だったの?
本島:えっ、ドラマの原作漫画が韓国の作品だから…?
上村:そうだね(笑)。
本島:韓国料理以外の選択肢は見当たらない!絡めていこう!って。
上村:「絡めて行こう!」って(笑)。そういうところが純政くんは真っすぐでかわいいよね。
本島:あとはカラオケだね。正式な台本が上がったその日に、今度は2人でカラオケ店に行って読み合わせをしました。
上村:そうだ、そうだ。それも何でカラオケ?
本島:いや、読み合わせといえば僕はカラオケ店のイメージがあって(笑)。
上村:そうなの!?(笑)
本島:違う、個室が良かったんだ。読み合わせするなら個室がいいでしょって思って。
上村:1曲も歌わず、ただただ台本を読んでいたよね。クランクイン前にそういう時間が取れたことで距離は結構縮まったと思う。
本島:韓国料理屋から話が本当に盛り上がったから。作品に対するお互いの意気込みを語ったりしたよね。
上村:2人の熱量が一緒で、「W主演のプレッシャーもあるけど楽しんでいこう」とか「このドラマをたくさんの人に知ってもらいたいね」って話をしたんだよね。「韓国の漫画原作だから韓国でファンミーティングがしたい」みたいな夢も出てきて、そういうお互いの熱い気持ちにお互いが惹かれたんだと思います。
――実年齢5歳差のお2人ですが、普段から敬語は使わずフランクに話しているんですか?
上村:普通にタメ語だよね?
本島:僕はたまに敬語が混ざっちゃう。
上村:そうだね。純政くんはたまに出るか。
本島:でも謙信くんはすごく話しやすい。5歳離れていたら気を使うかなと思ったけど、そうならないように謙信くんがしてくれているのが分かるし、本当にありがたい。
上村:(照れながら)そう?(笑)(笑顔で本島の肩をガシっと掴み)まぁ、のびのびやってよ!
本島:のびのびやらせてもらってます!(笑)
――連絡先はどちらから交換したんですか?
本島:僕です。
上村:会った初日だったよね。最初は僕のマネージャーさんに聞いてくれたんだっけ?
本島:はい。謙信くんは年上の大先輩なので、直接ご本人に聞いたら失礼かもしれないと思って。それでまずは謙信くんのマネージャーさんに「謙信くんとLINE交換したいんですけど大丈夫でしょうか?」って。
上村:かわいいわ(笑)
本島:これから一緒にやっていくにあたって、最初からマズいことになったら取り返しがつかないなと思って。その辺は水無瀬と同じく安全な橋を渡ろうかなと(笑)。
上村:僕も連絡先交換したいと思っていたし、ご飯も誘おうと思っていたんだけど、純政くんがどっちも一歩早かったね。
■学校とかみんなの前での水無瀬&蛭川のやり取りと、2人きりになったときのギャップにキュンキュンしてほしい
――上村さんはONE N' ONLYのライブに誘ってみるというのは…?
上村:あ、それはもう言いました!
本島:年明けのライブに誘っていただきました。
上村:「空けといてね~」って(笑)。
本島:(机に置かれた月刊ザテレビジョン11月号のONE N' ONLYのグラビアがふと目に入って)だって、これですよね。めちゃくちゃカッコいい!アーティストの謙信くんもすごくイケメンですよね。
上村:いやいや(笑)。
本島:イケメン過ぎて、ここの紙破れちゃいません!?(笑)
上村:え!?(爆笑)
本島:ライブ楽しみにしています!
――ところで、本島さんは現在19歳。20歳までにやっておきたいことはありますか?
本島:はい。このドラマで韓国に行くことです。
上村:おお!間に合うかな?(笑)
本島:謙信くんと行きたい(笑)。20歳を越えてからでもいいので行きたいです!あとはやっぱりこのドラマをたくさんの人に見てもらうことですね。
上村:10代ラストだもんね。
本島:しかも僕、ドラマのオンエア期間中に20歳の誕生日を迎える可能性が高くて。そこにも運命的なものを感じています。
――上村さんは10代最後のときの気持ちって覚えていますか?
上村:19歳というとワンエン2年目で、2ndシングル「Dark Knight」や3rdシングル「Category/My Love」のあたりですね。確かコロナ前で…(必死に何かを思い出しながら)あれ、質問何でしたっけ?
本島:10代ラストの気持ち(笑)。
上村:そうだ(笑)。ライブやリリイベ(リリースイベント)をたくさんやらせてもらって、すごく張り切っていたかもしれないです。今ももちろんそうなんですけど、2年目のガムシャラ感とかがより強かったのかなと思いますね。今のワンエンの音楽性とはまた違う、J-POPとK-POPを融合させた“JK-POP”とか、その部分もいろいろ考えながら日々の活動に力を注いでいた気がします。
最後に、ドラマ4話以降の見どころを教えてください。
本島:水無瀬にある変化が起こって、そこからまたグッと2人の距離が縮まります。3話まではまだ水無瀬は蛭川に一線を引いている部分があって、お互いじれったい関係だったんですけど、あることがきっかけで急展開になって…。
上村:お、言っちゃいますか?
本島:何て言うんだろうな。…波乱?物語のいろいろな波がある中の“ザブーン”(手ぶりもつけて)の部分というか。
上村:ザブーン?(笑)
本島:分かりにくいか。
上村:あはははは。やっぱり純政くんは面白い。今日は2人で初めての取材を受けさせてもらっているけど、何かいろいろ、面白い(笑)。
本島:おー。やった!
上村:うれしいんだ(笑)。僕が思う見どころは、この先出てくる学校ならではのシーンです。学校とかみんなの前での水無瀬&蛭川のやり取りと、2人きりになったときのギャップがたまらないんですよ。
本島:うん、たまらない!
上村:そこにキュンとしてもらえたらうれしいなと思います。
撮影=西村康/取材・文=川倉由起子/
スタイリスト=津野真吾(impiger)(本島)、川久保はるか(上村)/ヘア&メーク=木内真奈美(オティエ)(本島)、舩戸美咲(上村)/衣装協力=soerte、seyto、Casper John、AIVER、LION HEART(本島)ANTOK、FACTOTUM、CULLNI、YArKA、G.R、スティールジェニック(上村)
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