3月3日(火) 12:21
フリーアナウンサーでフランス在住の中村江里子が2日に更新した自身のアメブロで、世界で感染者が急増している新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、日本帰国をキャンセルしたことを明かした。
この日、中村は「21日のサイン会も告知をさせていただく前に中止となりました」と、自著『セゾン・ド・エリコ Vol.12』(扶桑社)の発売記念イベントの中止を報告。「今回はトークショーをさせていただき、そのあとにサイン会というイベントでした。書店さんがポスターやチラシまで作ってくださっていたのに・・・申し訳ない気持ちと、でも今の状況ではこれが一番最適な選択なのだといい聞かせています」と現在の心境を明かした。
中村は飛行機のキャンセルの際に「電話口のエア会社のマダムと話をしながら、涙声になってしまいました」と明かし、「日本に行きたいけど、今、フランスも感染者が増えてきていて、そしてもし日本から帰ってきても、14日間は自宅待機と言うような状況になってしまったら」「子供たちも学校に行けなくなってしまいますし・・ 」とやりきれない気持ちをつづった。
フランスでは政府から「これから2か月間は握手をしないように」との要請があったといい、「多分、フランスの歴史の中で“握手禁止”は初めてのことではないでしょうか?」とコメント。「街中でマスクをしている人を見かけませんが、マスクは売り切れ、手の消毒ジェルなどもありません」「パリマラソンは中止となりました。5000人以上が集まるイベントは自粛となりました」と現地の状況をつづり、「今週からは学校がおやすみになったり、急なことで対応が大変かもしれませんが、どうぞ疲れをためないように」と呼びかけた。
この投稿に読者からは「お気持ちお察し致します。日本に行きたい気持ちは山々でしょうね」「パリの人々が今どんな風に過ごしているのか分かってとても参考になりました」「早く収束するといいですね…」などのコメントが寄せられている。
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