林家たい平、逝去した父親が仕立てた礼服に「日本一のテーラーだったと思います」

※林家たい平オフィシャルブログより

林家たい平、逝去した父親が仕立てた礼服に「日本一のテーラーだったと思います」

7月5日(金) 15:14

落語家の林家たい平が3日に自身のアメブロを更新。実父が逝去したことを報告し、思い出をつづった。

この日、たい平は「昨日、父が荼毘に付され 虹の橋を渡って行きました 86歳でした」と報告。最期の瞬間には自身も含め兄弟達も間に合わなかったことを明かすも、「すごくいい顔をしていたのが救いです 天寿を全うしたと思っています」「お父さんと出会えて本当によかったです」とつづった。

テーラーを営んでいた父親について、「針ひとすじに生きた父でした」「仕事に誇りを持ち、働き者でオシャレで子煩悩で笑顔が似合う父でした」と振り返り、「笑点ジャンバーがお気に入りで ベレー帽がトレードマーク」と生前の父親の写真を公開。「《喜びを作る》と書いて、喜作」と父親の名前を紹介し、「これからも父の意思を継いでたくさんの人の喜びを作るお手伝いをしていきたいと思います!」と述べた。

翌日に更新したブログでは、「もう少しだけお付き合いください」と父親との思い出を紹介。「今みたいに既製品の安価なスーツがない時代 男のスーツ(背広)はテーラーで。ですから、忙しくて忙しくて 両親が寝ているのを、子供の頃 見たことがありませんでした」と振り返った。

自身の学生時代の学生服なども父親が作ったオーダーメイドで、修学旅行の際にも新調した洋服を「前の日までお客様の背広を仕立てて間に合わせ 寝ないで出発の朝に完成」させてくれたという。旅先で「あれ?と思うと不思議なところに隠しポケットが!そうです!小遣いが足りなくて寂しい思いをさせないため隠しポケットに小さくお札が畳んで入ってました それも何ヵ所も(笑)」とエピソードを紹介し、「父の愛情と技術を感じました」とつづった。

たい平は「今回、式に何人もの方が父の作った礼服を着てきてくれました」と明かし、「「お父さんの仕事は凄かったね!」と誉めてくださいます。父は亡くなりましたが『虎は死して皮を留め』の言葉の通り父の作ったスーツは今も現役です」「田舎町ではありましたが日本一のテーラーだったと思います」とコメント。「尊敬する人であり、職人であり 男であり 父でした」と、父親の仕事道具などを紹介し「これで父の話はおしまい」「また明日から楽しいブログで 皆さんを笑顔にしたいと思います!」と締めくくった。

この投稿に「本当に素敵なお父様ですね」「感動しました」「ただ一言、カッコいい!父親として、仕立て職人として…」「お父さんの人柄と仕事ぶりが伝わるお話に、たい平さんの原点を感じました」「たい平さんの笑顔が大好きです!辛いと思いますが、頑張ってください!」などのコメントが寄せられている。

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