市川海老蔵、日本に必要なバリアフリーを語る「アジア各国に比べると劣っています」

※市川海老蔵オフィシャルブログより

市川海老蔵、日本に必要なバリアフリーを語る「アジア各国に比べると劣っています」

6月10日(月) 14:46

歌舞伎俳優の市川海老蔵が10日に自身のアメブロを更新。パラリンピックに関する会議に出席したことを明かした。

この日海老蔵は「パラリンピックのお仕事へ向かいます。」と車内で撮影したスーツ姿の自撮り写真を公開、「普段はオリンピック組織委員会ですが、本日は東京都としての会議だそうです。少しでもお役に立てるようにします。」とコメントした。

会議後に更新されたブログでは「ここ数年バリアフリーは非常に向上してきたが シンガポールやシャンハイ台湾などのアジア各国に比べると劣っています。それは前回のオリンピックの時にインフラ整備したのでベースが古いということですね。」と明かした。

続けて「それに伴いエレベーターの大きさが小さく 車椅子の場合同時に2台が限界、パラリンピアンなどの団体移動に関して心配が懸念される。新幹線においては3名以上車椅子仕様の場合通路しか居場所がない。またニューヨークの様な都市と比較しても東京の歩道は傾きが多く水平を保っていない点 電車の改札口が車椅子専用口が一つの場合 又はない場合は駅員窓口の前を通るので混雑時は非常に移動困難。全ての改札口の幅を広くしておけば良いと思う。」と現在の日本の問題点を挙げた。

また「心のバリアフリーについては大幅な改善が見られる。パラリンピック開催が良い効果だと考えられる」とつづるも「タクシーなどが車椅子のお客様の場合乗車拒否する確率も高く そこら辺の改善も必要。ジャパンタクシーの導入により車椅子での移動は改善されたと思われるが まだまだ改善が必要。空港などの公共施設における自動運転カート導入を急ぐべき。成田空港や羽田空港から、車椅子のままでリムジムバスを使用できないため、移動に制限がある。」(原文ママ)とこちらも問題点を列挙。

「バリアフリーを中心に話させていただきました。」と会議で自身が話した内容であることを明かし「多くの人が住みやすい東京となるように祈ってます。緊張しました笑笑」とブログを締めくくった。

これに対してファンからは「海老蔵さんよくぞ話してくれました。ありがとうございます」「一遍には難しいかもしれないですが 少しずつ誰でもが住みよい都市に変化していけると良いですよね」「バリアフリー 日本は遅れているのですね 具体的に分かりました!」「車椅子を使う身として本当に感謝です」などのコメントが寄せられている。

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