歌舞伎俳優の市川海老蔵が23日から25日にかけて自身のアメブロを更新。『六本木歌舞伎第三弾「羅生門」』が千秋楽を迎えた心境をつづった。
海老蔵は23日に更新したブログで、打ち上げの立食パーティーの様子を報告。マグロの解体ショーやビンゴ大会も行われたといい、同公演で共演した人気グループ・V6の三宅健にちなんだ「三宅健賞」の景品写真などを紹介した。
翌日の24日のブログで海老蔵は「今日で六本木歌舞伎終わり」と千秋楽を迎えたことを報告。「楽しかった。その一言です」と述べ、「いつもにない新しい風を三宅健さんが私達に注いでくれました」と感謝のコメント。三宅について「お人柄といい仕事に向き合う姿勢といい、顔といいとても素敵でした」と絶賛し、「そんな素敵な方と暫くお別れと思うと寂しいです」「そう言った感情もまとめて演じたいと思います」と意気込みをつづっていた。
25日のブログでは「六本木歌舞伎、終わってしまった」としみじみつづり、「時の流れが違いました。楽しかったんだな私」とコメント。同公演について「歌舞伎のもしくは古典の鎧を脱ぎ捨てての公演でした。ある意味かなりの覚悟のいるものでした」と説明し、「私は運が良い 三宅健君という最高の友と出逢えた事により鎧が脱げた そしてイチ人間として役者として舞台を踏めたような気がしました」と振り返った。
海老蔵は3月21日に現役引退を発表した米大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(本名 鈴木一朗)の引退会見の台詞を引用し、「私もイチローさんとは住む世界違いますが 歌舞伎の世界 古典の世界 日本の文化の世界 私なりに求められるものが 高くなる世界で少し窮屈だったのかな、、」と振り返り、「今回の公演 心から楽しかった、これってすごい事です。本当に感謝。全てに感謝」とつづった。
この投稿に「千穐楽おめでとうございます!」「心から楽しかった の言葉 初めて聞きますね」「心から楽しめたなんて、素敵」「本当に楽しく歌舞伎のいいとこ取りのような好演でした」「いつかまた海老蔵さんと三宅さんが同じ舞台に立つ日が来たらいいなと願っています」などのコメントが寄せられている。
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