タレントの堀ちえみが19日に更新した自身のアメブロで、ステージ4の口腔がんであることを公表した。
堀はブログで「この度は皆様に、大切なご報告があります」と切り出し、「私、堀ちえみは、口腔癌(左舌扁平上皮癌)と、診断されました」と公表。「いわゆる舌癌です。ステージは4です」と説明した。
事の発端は、昨夏頃に舌の裏側に小さい口内炎ができたことだったと振り返り、それが徐々に悪化したという。11月になっても痛みは増す一方で、掛かりつけの歯科医院で「何度かレーザーで、焼いて貰ったり」もしたが「それでも治らず、そのうちに、舌の裏側だけではなく、左の側面にも、固いしこりができてしまいました」と明かした。
一方で堀は2016年に患ったリウマチなどの薬を服用していたため、医師からも副作用を疑われたという。「ところが年が明けても、良くなるどころか、酷くなる一方で、しこりも増え続け、左側の舌に激痛が走り、やがて食べ物が沁み、喋るのが辛くなり、眠っていても痛みで、夜中に目が覚めてしまうように、なってしまったのです」と説明。「さすがにこれは口内炎ではない」と思った堀は、1月21日の朝に急いで大学病院に向かったという。そこで医師から「悪性の舌癌の可能性が高い」という診断を受け、その後2日間にわたる全身の検査を受けたことを報告した。
堀は夫と相談し、悩みながらも7人の子ども達に告知することを決断。自宅に住んでいる高校生の息子と娘には夫婦揃って直接伝えたところ、大泣きした娘からは 「リウマチのお薬のおかげでやっと良くなって全身の痛みから解放されて」「今度は癌だなんて」「辛すぎる」と言われたといい、「この言葉を聞いた夜に、私は初めて泣きました」と明かした。
検査入院の結果については、「口腔癌(左舌扁平上皮癌)と診断。そして左首のリンパにも、転移している事が判明。かなり厳しい状況です」と説明。「自分の人生、悔いなし」「このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかな」と考えたことを明かすも、末娘の「お母さんは病気ばかりで可哀想な人生だった」という台詞と涙に奮起したといい、「そういう思いを、子供たちの心に残したままで、闘いもせずに諦めて良いのだろうか…主人と子供たち、家族の為に、私はまだ生きなければならない」と気持ちを切り替えたという。
堀は同日に入院しており、22日には「舌の半分以上を切除。首のリンパに転移した腫瘍も、同時に切除します」と説明。手術は12時間以上に及ぶという。堀は「なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこう」「私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます」と宣言。「再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って、治療に専念させていただきます」「皆様にはどうか、温かく見守っていただければと思います」と呼びかけ、再度「私は負けない!」と力強く締めくくった。
この投稿に「ちえみちゃん、隠さずにブログでの報告 ありがとうございました」「凄い決断に涙しました!」「負けないで下さい!!」「子供たちも旦那さんもみーんなそして私たちファンもいます!」「心より、快復を祈っています」など励ましのコメントが350件以上も寄せられている。
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