「精巣がんによる胚細胞腫瘍」のため闘病中であることを公表した、歌手でタレントのmisonoの夫で、ロックバンド『HighsidE』のドラマー・Nosukeが、26日に自身のアメブロを更新。がんが発覚してから約1か月経過した心境を報告した。

Nosukeは、「精巣がんが発覚して約1ヶ月」とつづり、「既に色々な価値観が自分の中で変わり始めていて」「やはり平和ボケと言いますか、物事の本質を理解していなかったと、つくづく思うようになりました」と振り返った。

自身の音楽活動について、これまで「ドラムで食っていけるなら死ぬ気で頑張る」と思っていたというNosukeだが、「健康ありきのドラム。早く治して復帰したい」と考えに変化があった様子。「技術を極める事も、知識を増やす事も健康である事が大前提の、"欲"である事に気付きました」とつづった。

見舞い客から「何か欲しいものはないか？」と聞かれても「とてもありがたい事ですが欲しいものは特にありません」といい、その理由について「遠慮ではなく、健康でないと楽しめないのです」と正直な心境を吐露。しかし続けて、「とは言ったものの、頂いたものはありがたく食べております。使っております。お気持ちも100%受け取っております」と補足した。

Nosukeは、「大事なのは何を貰ったかではなく少しでも気にかけて頂いたと言う事なのかなと思うのです」と続け、「そう考えてみれば沢山の人が気にかけてくれて連絡をくれました」「これが一番心に響く事で、最高のプレゼントでした。この経験は、僕にとってお金では買えない一生の宝物です」としみじみコメント。

「こんな事も僕の場合は病気にならないと気付けない事でしたが、このブログを通して沢山の人に今一度考えて頂きたいなと強く強く思います」とつづり、「お陰様で調子が良ければ年越しも家で家族と共に過ごす事ができそうです。闘病中の方も、それを支える方も 引き続き前を向いて行きましょう」と呼びかけた。

この投稿に「実際になってみないとわからない、気づけない、その気持ち分かります」「弱くなっている時こそ改めて人の温もりを感じますね」「ノスケさんの病気に対する受け止め方…尊敬します」「今一度、自分の何てことない幸せを振り返ることができました。ありがとうございます」などのコメントが寄せられている。

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