アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかが、27日に自身のアメブロを更新し、事故後に初めてステージに立った想いをつづった。
猪狩は、今年の4月に落ちてきた看板の下敷きになり脊髄を損傷し、車いすでの生活を送っているが、この日、事故後初めて仮面女子のライブに参加。
待ちに待った念願のライブに、「ずっとずっと夢見ていた日。」「久しぶりにみんなに会える。本当に楽しみでした。緊張でいっぱいでした。」と、ドキドキしながらも胸を躍らせていたことを明かした。
ライブが始まると、「みんなもこの日を待ってくれていたんだなって感じました。ちゃんとひとりひとりの顔を見たくて、何度も会場いっぱいを見渡しました。ずっと見たかった景色を、それ以上の景色を見て、うまく言葉が出ませんでした。」と、感極まった様子を振り返った。
まだまだリハビリが続く猪狩は、「正直大変です」と明かしながらも、「でも、皆さんが毎日力強いエールを送ってくれました。私を待ってくれてる人がいるということ、帰るべき場所があるということが前向きに頑張れる原動力になりました。」「とてもとても大きな支えでした。いまの私があるのは皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。」と感謝。
またこの日のステージでは、ライオンズカップ車椅子ソフトボールの大会の公式スペシャルナビゲーターに任命されたことや、9月9日にメットライフドームで始球式を務めること、さらにパラスポーツに挑戦すること、仮面女子の曲を作詞することという4つを報告。
今回直接ファンに報告できたことは本当に嬉しかった様子で、「8月26日は生涯忘れることのない、大切ないちにちになりました。」とコメント。
続けて、「これからが本当のスタートだな!」って思いました。ライブはフィナーレのみ、物販も握手会のみという形でしたが、徐々に本格的に復帰できるよう、まだまだ頑張ります!!」と、今後も意欲的に活動していくことを誓った。
これに対してファンからは、「おかえり~~」「戻ってきてくれてありがとう!」「復帰おめでとうございます。ステージを見て感動しました。いつも猪狩さんを見てると元気と勇気をもらっています」など復帰を喜ぶ声のほか、猪狩の生き様に力をもらうという声が多数寄せられている。
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