女優の加藤貴子が、26日に更新した自身のアメブロで、息子に苛立ちをぶつけてしまい自己嫌悪に陥ったことを報告した。加藤は2014年11月に第1子を、2017年8月に第2子を出産。ブログでは長男を「サクボン」、夫を「トト」と呼んでいる。

加藤はブログの冒頭で、「不覚にも、子供たちを保育園にあずけたあと、泣いちゃいました」と告白。原因は「自分の理想と現実のギャップ」といい、「不甲斐ない自分への苛立ち。苛立ちを3歳の息子やトトにぶつけてしまう自己嫌悪。あげれば切りがないほど、理由は溢れてきます」と吐露した。

現在、加藤は腱鞘炎とバネ指に悩まされており、「痛みで深く眠れない夜もあります。それでも、日常生活ではやらなくてはいけないことは山積み…」と家事にも追われている様子。「余裕が無くなれば無くなるほど、ついついムキになってやってしまう私。これが今までに何度も悪循環を生んでいるとわかっていても、止まらない」とつづり、時には"要領が悪い"と感じる夫に対し、当てつけのように動いてしまうこともあるという。

そんな加藤は「爆発は、本日起こりました」とハプニングを紹介。日頃の寝不足がたたって寝坊した朝に限って長男が保育園に行きたくないとぐずり出したため、「イライラで発狂しそうになって」家の玄関に置いてきてしまったという。結局長男は夫に抱っこされてエレベーターを降りてきたというが、「サクボンのかまって欲しい、遊んで欲しいの裏返しの行動に、お母ちゃんはどん詰まり状態になっています」と告白した。

その帰り道に「出来る限りのことはやってるつもりの自分と、もっと出来ることがあるんじゃないか？と感じる自分、その間で頭も心もモヤモヤ」していた矢先、手の病院に行く時間がとれそうだったため、「頭でどう過ごしたら効率が良いか考えながら、コンロの料理を移動したら、その途端、ひっくり返してしまいました」とハプニングが起きたという。仕事部屋から夫が飛んできて、辺り一面に飛び散った料理の片付けを手伝ってくれたというが、加藤は「最初はボーッとしちゃってました。そして、病院へ行くのを諦めました」「そして、泣いちゃいました」と心の糸が切れてしまった様子。

その後は布団を頭からかぶって「全てを投げ出して、ふて腐れました」といい、「それでも時間を気にしてしまうのが悲しいのですが、でも、時間が許す限り、ふて腐れた自分に寄り添ってあげられたように思えます」と少しはリフレッシュになった様子。続けて「この文章を打っている間、皆さんからいただいた暖かいメッセージやアドバイス、体験談が私を優しく包んでくれています」「いつもいつも見守っていただきありがとうございます」と読者に感謝を述べた。

この投稿に「貴子さんのお気持ち、痛い程よーくわかります!! うちの旦那も全く気が利きません笑」「いろんな事が、溜まってしまったんですね」「バネ指と腱鞘炎の痛みが本当に手に取るようにわかるので、そんな中での育児や家事は相当辛いと思います。心の糸がプチっと音を立てて切れた瞬間の涙ですね」「泣いたって良いんです。がんばっちゃいましょー」など、共感や励ましのコメントが寄せられている。

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