声優の本名陽子が6日、自身のアメブロを更新。5日に亡くなったアニメーション映画『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』などの監督で知られる高畑勲さんとの思い出を語った。
高畑さんが監督を務めたアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』の主人公・タエ子の子ども時代の声を担当した本名。ブログの冒頭で「誰しも必ず別れがあると知りながら、まさかこんな日が訪れるなんて…と心の整理がつかず、いつになく沈んだ朝を過ごしています。」と訃報に触れた現在の心境をつづった。
続けて「わたしと高畑勲さんとの出会いは、「おもひでぽろぽろ」でした。」と最初の出会いを振り返り、「右も左もわからなかったわたしに優しく声をかけてくださったのを今も覚えています。しかしいざ収録となると、なかなか厳しいのです。容赦ない。その感じがわたしは大好きでした。」と高畑さんとのエピソードを紹介した。
高畑さんに最後に会ったのは一昨年で、娘を抱っこしてくれたという。本名は「その娘が今や、毎日のように「かぐや姫の物語」を見て、劇中の歌をいつも口ずさむまでに成長しました」とつづった。
最後には「語りたいことは山ほどありますが、込み上げてきて、ダメです。」と突然の訃報にショックを受けていることを明かし、「もっともっと学びたかった。いろいろお聞きしたかった。心よりご冥福をお祈りいたします。」と高畑さんを追悼している。
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