俳優の廣瀬智紀が14日、自身のアメブロを更新。2月21日に千秋楽を迎えた、劇団☆新感線『髑髏城の七人 season月』への想いを長文でつづった。
『髑髏城の七人』は1990年から上演されている、『劇団☆新感線』の代表作。2017年は「花鳥風月」の4シーズンに分けて連続上演し、11月23日スタートの第4弾公演「Season月」では、異なるキャストで構成される「上弦の月」「下弦の月」の2チームが交互に上演を行ない、廣瀬は「下弦の月」チームで、無界屋蘭兵衛を演じた。
「開いてびっくり!きっと、めちゃくちゃ長いですよ?覚悟はできましたか?」と長文になることをブログの冒頭で告知した廣瀬。「途中途中で休憩ポイントご用意しているので、よかったら、そこで休憩してくださいな」とお茶目に呼びかけた。
『髑髏城の七人』について「振り返れば、、正直、どこから語ればいいかわからない」という廣瀬。出演が決定した際には「大役すぎる」と恐縮し、稽古でも演技を指摘されるなど自身の力不足に幻滅する日々が続いたという。「どうすればうまくできるんだろうっていっぱい悩んでた。悩めば悩むほど、焦ってた」という“負の連鎖”に陥った廣瀬を救ったのは、極楽太夫役で出演していた女優・羽野晶紀の一言だったことを明かした。
羽野から「ねぇ楽しい?」「笑っていいんだよー」と声をかけられた廣瀬は、自身が勝手に役のイメージを頭の中で作り上げ「無界屋蘭兵衛を生きるではなく、うまく演じようとしていた」ということに気付いたのだという。それからは無理をせず、周囲にアドバイスを求めるようになったといい、その頃の様子を「目の前が真っ暗な中、無理やり進んでたのが、だんだん周りが明るくなって、最終的には道がはっきりと見えてきた」と振り返った。
稽古中には真剣になりすぎるあまり羽野を怒らせることもあったといい、「最終的には、周りからは、また始まったよ痴話喧嘩。と言われていましたが。笑」と周囲の反応も明かし、「普段、僕は人と言い合うなんてことはまずないのに、何故か晶紀さん相手だと僕もぶつかっていけた」と、羽野に大きな信頼を寄せていたことをつづった。
廣瀬は「純粋によく笑った。純粋に楽しかった」と、無界屋蘭兵衛と森蘭丸の衣装姿を公開。「毎日、全身全霊、魂込めて生きました」「廣瀬の歴史にしっかりと刻まれた。髑髏城の七人。最高に刺激的な作品でした」とつづり、「上弦の月」チームで同じく無界屋蘭兵衛を演じた俳優・三浦翔平との2ショットを公開。「最後まで支えて頂き、最後まで楽しんで頂き、誠にありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。
この投稿に「素敵な蘭兵衛・蘭丸を、ありがとうございました!」「髑髏城の七人という大きな舞台で生きた智紀くんに心からの感謝を伝えたい気持ちでいっぱいです」「智紀くんの思い、苦しみ、全部伝えてくれてありがとう」「これからの廣瀬くんに期待してます」など、180件を超えるコメントが寄せられている。
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