名バイプレイヤーとして知られる俳優・大杉漣さんが21日、急性心不全のため急逝した。66歳だった。

これを受けて、4月12日～5月13日に公演が決定しており、大杉さんが出演するはずだった舞台『1984』は、予定通り上演することを発表した。代役は後日発表されるそうだ。同舞台で大杉さんと共演予定だった女優のともさかりえは2月23日のアメブロで、大杉さんを偲ぶコメントを出した。

「誰に会っても漣さんの話になる。漣さんのことばかり考えちゃって、ますます大好きになっちゃうよ！なんて友達と笑ったりして、行き場のない気持ちを撫でた。これから稽古が始まる舞台『1984』ですが、漣さんはいないけど、絶対にいる。絶対にいると、私は信じてる」

ファンからも「大杉漣さん素敵な方 大好きな俳優さんです｡｡｡ 寂しいですね」「ふいに寂しさが襲う度、改めて、漣さんが好きだったんだなぁと思う毎日です」「大杉漣さんの話は本当に驚きました。 気になる俳優さんでしたので人の儚さ、尊さを改めて教わりました」「大杉漣さんの訃報をNetNewsて知り、会った事がない、テレビでしか知らないのにとてもショックでした」など、追悼の意が続々と届いている。

『1984』はジョージ・オーウェルの小説で、監視社会などを描いた作品。同作が記した内容が現代に通じると2017年に再びよく読まれた。

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