女優の久保田磨希が22日、自身のアメブロを更新。21日に急性心不全のため66歳で亡くなった、俳優の大杉漣さんへの思いをつづった。

久保田は「もっと一緒に居たかった」というタイトルでブログを更新。訃報をマネージャーから聞いた際は信じられず、間違いではないかとニュースを調べまくったという。「昨日はテレビ東京の「バイプレイヤーズ」の放送日だったから、大掛かりななんかのドッキリであって欲しいの願いましたが、訃報は事実なようでした」（原文ママ）と無念そうにつづった。

「漣さんとの思い出がありすぎて、昨日は目を瞑ると思い出し、全く眠れませんでした」と辛い胸の内を明かした久保田。大杉さんとはドラマ『相棒』や『京都地検の女』（ともにテレビ朝日系）で共演しており、「みんなに優しくて、緊張してしNG出した若手の俳優さんには、「分かる分かる、ぼくもそうなっちゃうよ、大丈夫だよ」と声をかけて」など、大杉さんの人柄をうかがわせるエピソードを紹介した。

「先日、テレビ朝日「相棒」でご一緒した時にも、いつものように優しく、そしていつものように真面目で、ギリギリまで細かく台詞の確認や練習をされて」と振り返り、大杉さんとのツーショットを公開。「器用でなくてもいい、真面目にやることは恥ずかしいことではない、と背中を見せてくれたと思ってます」とつづった。

久保田はブログの最後で「漣さんとの思い出がありすぎて。辛すぎます」と正直な気持ちを告白するも、「漣さんに恥ずかしくないように、今日も稽古を真面目に一生懸命やります」と気丈に締めくくった。

この投稿に「辛いですね　沢山の思い出ありますよね」「周りへの心遣いエピソード、聞かせてくれてありがとうございます」「漣さんはきっと見ていてくださると思うので、気をしっかり持って、これからも頑張ってください」など、励ましの声が寄せられている。

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