顔面殴られ重傷負った椿隆之、“被害者”を経験し「不条理だと感じました」

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顔面殴られ重傷負った椿隆之、“被害者”を経験し「不条理だと感じました」

2月4日(日) 10:11

『仮面ライダー剣(ブレイド)』の主人公・剣崎一真役で知られる俳優の椿隆之が2日、自身のアメブロを更新。暴行事件を振り返るとともに、テレビ番組に出演した心境をつづった。

椿は2016年11月、オートバイの運転手と口論になり、駆け付けた運転手の弟からゴルフクラブで顔を殴打。左頬骨粉砕骨折、上顎骨粉砕骨折などの重傷を負い、療養のため俳優活動を休止した。2日放送の『爆報!THEフライデー』(TBS系)に出演し、引きこもり生活を送ったこと、再生手術を3回受けたが、まだ顔に傷が残っていることなどを赤裸々に明かしていた。

放送終了後にブログを更新した椿は、「 まだ、全部が終わってない事もあり、そして何より、皆さんに心配をこれ以上かけたくないと思いまして。 凄く悩みました。」と率直な思いを吐露。事件を通じて“被害者”という立場を経験し「報道された時もですが、僕の場合は、自分の名前だけが、いつのまにか 大きく広がり 加害者の名前が、出なくなる。 変ですよね。 芸能をしてるとは、いえ、犯罪者側の方の名前が、伏せられていく。 不条理だと感じました」と理不尽さをつづった。

現在は仕事復帰しているが、神経を損傷したため、今でも痛みを感じるときがあるという。「でも、僕は、いま、こうして生きている なので、一生懸命働いて、親からもらった顔を早く取り戻す為に、働いて治療を続けていきます」と自身を奮い立たせ、「少しでも被害者側の立場が、加害者よりも、法律が改正されるよう、こういった番組、取材がある際は、引き受けます。 本当は、出来る事なら、こういった話をするのは苦しいですし、思い出したくもないですが今の僕に出来る正義だと思うので戦い続けます。1人でも被害者が報われるように」と強い意志をつづった。

そして「もし、これが運命というならば戦い続ける! そして勝ってみせる! 」と自身が演じた剣崎一真のせりふを添えてブログを締めくくった。

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