俳優の志尊淳が、自身が出演していたドラマ『女子的生活』(NHK)が最終回を迎え、トランスジェンダーの役を演じて学んだことを26日のアメブロにてつづった。本作は、生まれながらの性別は男性で、好きになるのは女性だが、見た目や中身は女性として生きるヒロイン・みきが主人公。社会では“普通”とはされないこともある日常を、強い自己肯定のもと爽快に生きる痛快ガールズストーリー。
志尊はみきを演じ、最初はトランスジェンダーについてよく知らなかったことや、トランスジェンダーの人々が少しでも認知され、過ごしやすい環境に変わることを願って始めたことなどを明かした。みきを演じる中で、
「“トランスジェンダー”という言葉を使いたくない。LGBT?なんで細分化されるんだ? 認めるとか認めないとか許すとか許さないとか。どういうこと? それぞれの人が表現の自由がある中でも、そのような風潮になっていること、モラルとはなんだと問うことも憤ることもありました」と、様々思うことがあったようだ。
また、「沢山の人がいます。 沢山の人がそれぞれオンリーワンです。 誰でも人を愛する気持ちは同じく尊い。他者を想うこと・尊重することによって人は成長出来る。みきを通してそんな想いが芽生えました」ともつづっている。
そして、この作品に関われたことについて、感謝の気持ちを述べた。 人々からは、「みきちゃんみたいに目標をもち逞しく生きている人は、性別に関わらず、少ないのではないかと思います。意識せず女として生きてきたわたしも、ハッとさせられる瞬間がありました。」「LGBTを認めるとか許すとか、他人が言う権利はないけど、性別で悩んでる人自身が自分の性別に満足し、認めることが出来たらいいなぁと思いました」「志尊さんの役に対する熱意が伝わってきました。凄くいいドラマでした」など、トランスジェンダーに対するコメントや、志尊の演技を称賛するコメントが数多く寄せられている。
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