お笑い芸人のはなわが嬉しいニュースをアメブロで発表した。それは、自身の小説家デビューである。今年の3月、はなわは妻の誕生日の際に『お義父さん』という歌を歌い、妻への感謝を伝えた。妻にとって父親は苦労の種になった面もあったとしつつ、最後は和解をにおわす内容の歌詞で、YouTubeでも公開し多数再生され、「感動した!」と大反響となった。また、テレビでもこの歌は公開された。
はなわは4日のブログに「なんと『お義父さん』が小説になったんです。ずっと言いたかったので、やっと言えたー この小説、自分で完全に書き上げた私小説でして、俺もまさかの小説家デビューとなります」と書いた。
オファーをもらったのは今年の4月ぐらいのことで、KADOKAWAの担当者から「歌では伝えきれなかった思いを“小説”にして綴ってほしい」と言われたそうだ。
嬉しかったものの、小説執筆経験がないだけに即答はできず悩んだともいう。だが、大反響になり、この歌に励まされた人もいたということなどから、執筆を決定。
「自分の家族の事を歌っただけのこの歌が、こんなにも力があるんだと思い、逆に僕の方が励まされました。そんな皆様からの言葉を受けて、今年の7月、家族に相談し、せっかくのオファーだしやってみようと決断しました」
以後、毎日小説を書く日々が続いたが、辛かったこともあったそうだ。
「何が一番辛かったかというと、記憶を思い出す事でした。絶対にウソは書きたくなかったので、当時の出来事や気持ちを細かく探り出すのが本当に大変でした。僕の幼少期から、嫁との出会い、結婚や出産の経緯、弟(ナイツ・塙)との知られざる過去、お義父さんと初めて会った時の事云々、今までどこにも語ったことのない事ばかりを赤裸々に書いています」
発売は12月14日。だが、残念ながら「お義父さん」は10月に亡くなっており、はなわはお義父さんに読んでもらえないことを残念がっている。
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