バドミントン女子単独で初の金 奥原希望がブログを更新「苦しかった!でも乗り越えた!」

※奥原希望オフィシャルブログより

バドミントン女子単独で初の金 奥原希望がブログを更新「苦しかった!でも乗り越えた!」

8月30日(水) 15:05

バドミントン選手の奥原希望が29日、日本女子単独で初の金メダルを獲得した世界バドミントン選手権2017について、試合前の不安、試合中に考えていたこと、支えてくれる人への感謝を自身のブログで報告した。

「本当に苦しかった 何回逃げ出そうとしたか」と始めた奥原。今大会は自分との闘いだったと認め、準々決勝から決勝まで合計276分、平均で1時間半超えの試合に「こんな経験初めてだったなぁ」と振り返った。

続けて、なぜ踏ん張れたのかはっきりと答えは出てこないと認めつつも「逃げたら絶対後悔する 絶対出来るから自分自身を信じて」の二つを自分と対話していたことだけ覚えていると語った。

試合前は足の負傷で思ったように練習ができず泣いてばっかりだったが「周りで支えてくれていた人は私を信じ続けてくれていました」と感謝も述べたものの、現地入りしても「結果を残せる自信がなく、不安がどんどん大きくなっていた」ことも明かした。

続けて「決勝の日は緊張しました いくら自分を試す大会と思っていても、本心は勝ちたいんだなって そんな心の声に全力で応えたい!強く自分に誓いいざ試合へ」と決勝前の気持ちも振り返り、決勝戦2ゲーム目で1時間を超える試合に「もう無理だ」と思いそうになった時に「助けてくれたのが声援」「そしてコーチからの 世界チャンピオンは簡単じゃない」という言葉だったとつづった。

さらに、15対15で終わりが見えて来た時も「もっと出来るんじゃない!?私はこんなもんじゃない!もっとやってやろう!って思えたらどんどんワクワクして楽しくなって自然と笑えてきました あー頭おかしくなったなってもっと笑えてきて笑」とゲーム後半の様子もつづった。

試合が終わった後もはじめは自覚がわかなかったという奥原は「審判相手に握手し終わって、観客の皆さんに感謝を伝えた時、やっと終わった!苦しかった!でも乗り越えた!と自然に涙が出て来ました」とつづり、嬉し涙を流し笑顔の自身の写真を公開。

最後は「そして念願の日の丸を掲げての国歌 そこで改めて強く誓った これを東京オリンピックでやるんだ!」「たくさんの学びを得てもっともっと進化し、強くなります! 全ては必然、全てに感謝 ありがとうございました」と東京オリンピックへの強い思いをつづりブログをしめくくった。

この報告に対し「感動と勇気をありがとうございました」「試合後のインタビューで 私のゴールは2020東京五輪、ここが私のゴールではない。満足は絶対にしない!はしびれました。かっこよすぎです」「ケガに気を付けて活躍を続けられることを祈り、応援しています!」「東京オリンピックでの金メダルも楽しみにしています」など祝福のコメントが100件以上も寄せられている。

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