卓球選手の福原愛（27）が自身のブログで、2020年に控える東京オリンピックについて語っている。

福原は今回のリオオリンピックにおいて、女子シングルスで4位、団体で銅メダルという成績を残した。ブログでは、

「おなかが空くこともなければおなかがいっぱいになることもなく、何を食べても味がしない。
勝つことでしか満足を得られることができず、練習している時だけ安心感を覚えました。」
「前回より色はひとつ下がってしまったけど、日本にメダルを持って帰ることができて本当に本当に良かったです。」

などと、今回のオリンピックを振り返った。そして、2020年の東京オリンピックについては、

「正直な気持ちを話させていただくと、私はまだ昨日試合が終わったばかりです。
生半可な気持ちで決断できることではありません。
人生をかけて、卓球をしています。
終えたばかりで私も私の気持ちにまだ全く向き合えていないのが現状です。」
「答えが出たらまた皆さんにご報告したく思っております。
今はリオオリンピックを無事に終えた安堵感と銅メダルを獲得できた余韻、そして皆さまへの感謝の気持ちに浸らせていただければ幸いです。」

と語った。

福原は4歳でテレビに初登場し、天才的な才能を発揮する一方で、泣き虫である一面が話題となり、「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれるようになった。一躍国民的アイドルとなった5歳10ヶ月で、全日本選手権バンビの部（小2以下）に史上最年少で優勝。2004年のアテネ五輪には15歳で出場し、4回戦まで進出した。その後も活躍を続け、北京オリンピックでは、最年少で開会式旗手に任命され、2012年のロンドンオリンピックでは女子団体で銀メダルを獲得している。

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